「真面目で礼儀正しい日本人を尊敬する」と日頃から述べている、東京在住の台湾人男性・比柏士(ハンドルネーム)さん。「日本の生活で一番素晴らしいと思うことは、社会全体がルールを守りマニュアル通りに動いていること。その姿勢は交通にも影響している」と、ブログにつづった。

 比柏士さんは「日本の公共交通機関はしっかり時間を守るが、神業のように完璧というわけでもない」と現状を伝えており、「台湾で“日本の地下鉄は、年に1回も遅刻しない”という報道を見たが、それはあまりにもオーバー。僕が見て来た3年間で、遅れることはあった。事故による遅れもあるし、人身事故だって起こる。みんな、報道にだまされないで!」と訴えている。

 そして「でも日本はとにかく時間を守る国。電車の発車時間は正確で、とてもいい。電車がきちんと時間を守ってくれると、計画が立てやすく遅れなく目的地に着ける。乗り換えだって安心だ」と述べた比柏士さんは、「時間を守るのは、電車だけじゃない」と力説。

 「バスだってしっかり発車時間を守っている。だから、待ったり遅れたりしないと知っている乗客たちも、自然と時間を守る。そういう面を台湾も学ぶべき」と訴え、「スピードを出して飛ばさないし、マナーのいい運転も台湾のバス運転手に見習って欲しい」といつも思っているそうだ。

 また「交通事故発生時も、迅速に対応する日本人はさすがだ」と感じている比柏士さん。「人が多い東京でも、事故処理が早い。日本の交通機関はいろいろな角度から見て世界一だ」とブログを締めくくっている。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)



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