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母ちゃんがプログラミングでプラレールを操作できるようになったとき

こんばんは。2人の子供を育てながら電子工作を頑張っている母ちゃんです。 昨年の9月からスタートさせて9ヶ月が経ちました。今年4月から会社員になったので平日は時間が取れず、週末に電子工作をしながらプラレールをプログラミングで操作できないか試行錯誤をしていました。

これまでの経緯は以下のエントリーをご覧ください。

目次

ついに完成

無事、完成しましたよ!

4歳の長男は母ちゃんの宣言を忘れずに覚えていて、「ねえ、まだ完成しないの?」とたまに催促してきますので、母ちゃんは諦めずに頑張れました。

ちなみに「プログラミングでプラレール…」だと長いので、
家庭では試作機を「IoTプラレール」と呼ぶようになりました。長男もIoTの意味を理解してしまいました。

失敗ばかりで諦めたくなった

とにかく、はんだ付け失敗を頻発するので、秋月スイッチサイエンスさんに課金を続けました。はんだ吸い取り「ハッコースッポン」と はんだ吸い取り線に度々お世話になりました。スイッチサイエンスの本社が自宅から近いのに、本社では販売はしていないことに絶望しながら、送料をかけてネットで注文していました。一時期、私のお小遣いは電子工作のパーツに消えました。(※家計管理は夫のためお小遣い制です)

電子パーツを買いすぎたので、あとはやるしかない・・・!改めて覚悟を決めました。

失敗を通して分かったこと

失敗を続けて分かったことが、私は本当に不器用だということ。人には得意不得意があると分かりました。それでもスローペースで上達できたので、なんとか形になりました。

完成動画

youtu.be

動画の通り、プラレール S-26 EF210 桃太郎が「IoTプラレール」に進化し信じられないぐらいキビキビ動いています。IoT対応のモバイルバッテリーで動作させている関係上、電池を抜いているのでIoTプラレールが坂道を上れずに苦戦しましたが、ミニ四駆用のウエイトを入れて解決しました。

あと、普通のラズパイだと重くてプラレールに搭載できないので、当時 品薄状態だったRaspberry Pi Zeroを毎日ウォッチしながら購入までこぎ着けました。

余談ですが、今だとラズパイZeroは普通に買えます。Pimoroniは今話題のUKから発送しているので、今買うと安いかも。

shop.pimoroni.com

完成した先には何があったのか

家族の絆が強くなった

まず、ゴールには家族の笑顔がありました。どんなに失敗しても、ひとりじゃない。笑顔で見守ってくれる夫と、子どもたち。失敗ばかりして苦しいときも、乗り越えられたのは家族のお陰です。私が電子工作している姿を見て、子どももそれに興味を持ち始めました。昨年12月には家族でIoTクリスマスツリーを作って、IoTの仕組みを家族で学びました。家族でもの作りをする経験を得ることによって、家族の絆も強くなりました。

また頑張ろうと思えるようになった

二人目出産後の保育園入れないストレスで落ち込み気味だった当時の私に、かつての自信を取り戻してくれたのも、このIoTプラレール製作があったからでした。もう一度、人生を頑張ってみようと思えるようになりました。

沢山の仲間と出会えた

電子工作、自宅IoT友の会、SORACOMのコミュニティで知り合った仲間たち・・・本当に沢山の仲間と出会うことができました。そして、寄稿のチャンスも頂くことができました。
IoTプラレールの完成以上に、本当にかけがえのないものを得ることができたと思います。

応援してくださった皆さま、ありがとうございました。

最後に

母ちゃんは、やったぞ・・・!約束果たしたよ!

週末はIoTプラレールを使って息子と一緒に遊ぶんだ。子どもの喜ぶ顔が見てみたい!

IoTプラレールの作り方について

IoTプラレールの作り方詳細については、1回の投稿では終わらないぐらい記事のボリュームがあります。以下のように分けて投稿する予定ですので気長にお待ちください。

  1. 過去の経緯、きっかけ (本エントリー)
  2. IoTプラレールの概要と仕組み … 概要とラズパイZeroについて
  3. 基板実装 制御系1 … PROTO ZEROおよび電源系
  4. 基板実装 制御系2 … モータードライバーの話
  5. 基板実装 駆動系 … DC-DCコンバーター
  6. テスト走行 … Pythonからサンプルプログラム
  7. MQTTマスコン … Python/PahoMQTT/ActiveMQ

上記手順は、カテゴリー「IoTプラレール」に纏めておきます。(随時更新します)

次は何を作ろうかな?買いすぎた電子パーツを活用しなくては・・・

以下に続きます