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4月25日:「経済ニュースの裏を読め!世界経済編」刊行記念 三橋貴明氏 特別講演会・サイン会
http://www.books-sanseido.co.jp/blog/jinbocho/2011/04/425.html

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三橋貴明の新刊、続々登場! (「日本の大復活はここから始まる!」発売開始!
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 上の方にもご案内がございますが、来週の月曜日(4月25日)18:30から、三省堂書店神保町本店 8階特設会場にて「経済ニュースの裏を読め!世界経済編」刊行記念のサイン会、講演会が開催されます。

【4月25日:「経済ニュースの裏を読め!世界経済編」刊行記念 三橋貴明氏 特別講演会】
http://www.books-sanseido.co.jp/blog/jinbocho/2011/04/425.html


 小学館の「日本の大復活はここから始まる! 」及び青春出版社の「サムスン栄えて不幸になる韓国経済 」のamazon在庫が相変わらず安定しません。紙不足、インク不足は深刻なようです。さすがに、そろそろ流通が回復してくれるのではないかと期待しているのですが。
 
 わたくしは、散々に財務省を批判はしていますが、同省がこれまでの方針を変えるとは思っていませんし、実のところ変えるべきだとも思っていません。何しろ、財務省は日本国家の経理なのです。
 国家の経理担当者が、
「放漫財政しても、オッケーですよ~っ!」
 などと言い出したら、それはそれで怖いものがあります。別に、財務省が緊縮財政至上主義なのは、仕事の性質上、構わないのです。


 問題なのは、同省が記者クラブ財政研究会を通じ、マスコミの情報をコントロールし、省益たる増税を実現しようとしていることです。とはいえ、これもコントロールされるマスコミの方が悪いという考え方もできます。

 また、マスコミに輪を掛けてダメなのが、財務省が耳元でささやくことを真に受けている政治家たちです。勉強する気がないために、財務省の言いなりになる政治家(代表、菅直人氏)は、国民から委譲された主権の意味を理解していないと言われても仕方がないでしょう。


 要するに、財務省が緊縮財政を標榜するのは、ある程度は仕方がない。問題なのは、まともな情報を報道しようとしないマスコミ、及び不勉強な政治家というわけです。


 わたくしは、財務省以外にも、
国民から選挙で選ばれたわけでもない日銀官僚が、なぜインフレ目標を決める。インフレ目標を決めるべきは、国民から選挙で選ばれた政治家だろう!」
「農林水産省は、カロリーベース自給率などという意味不明な指標で国民を煽るのはやめて、より重要な穀物自給率をクローズアップしろ!」
「経済産業省は、一体いつになったらTPPなどというアメリカの雇用改善ツールに固執するのをやめるんだ。いい加減にしろ!」
 などと、各省庁を批判します。とはいえ、別に日本の官僚制度がダメだとは思っていませんし、そもそも日本が官僚社会であるなどとは思ったこともありません。


 なぜならば、戦後の日本(55年体制以降)は、別に官主導でも何でもなく、政治主導が延々と続いてきたからです。ここで言う「官主導」や「政治主導」は、あくまで「相対的」な話でございます。すなわち、他の国に比べると、日本は国民から選ばれた政治家が主導して国家を運営してきたということです。
 もちろん、
「官僚が権限を持っていることが、官主導の定義だ!」
 などといわれると、「あ、そう」としか言いようがないわけですが、この手の単純論をわたくしが語ることはありません。わたくしが語るのは、あくまで「相対的」な話のみです。あるいは、「相対的な話のみ」にするように心がけています。


 日本が官主導でない何よりの証拠は、公務員数が「少ない」ことです。官主導というのであれば、官僚がもっと公務員数を増やしても良さそうなものです。


 などと書くと、例により「相対的」な物の見方ができないヒステリックな絶対的価値観の持ち主が、
「何をバカなことを言っている! 日本は世界最悪の公務員天国だ! 日本の公務員数は多すぎる!
 などと、根本から間違えた主張を叫ぶわけです。


 本ブログのユーザさんや読者さんはご存知でしょうが、日本の公務員数は「極端に少ない」というのが真実なのです。


【人口千人当たりの公的部門における職員数の国際比較】
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_31.html#Komuin


 この図を出すたびに、無知な人が内容をよく読まないで、
「いや! 特殊法人の職員を加えると、日本の公務員はもっと多い!」
 などと叫び出すわけですが、本グラフの「公的部門における職員数」の中には、独立行政法人(特定及び非特定)、国立大学法人、大学共同利用機関法人、特殊法人などの職員が含まれています。また、自衛隊員ももちろん、含まれています。


 日本の人口千人当たりの公的部門における職員数は、ドイツの2/3、フランス、イギリス、アメリカの半分未満に過ぎません。日本の公務員数は、相対的に見る限り極端に少ないというのが真実なのです。


「上記は日本の総務省の『お手盛り』のデータだ! 真実は違う!」

 などと喚きたてる人がいるでしょうから、より国際的、客観的なデータをご紹介。


【一般政府雇用の対総労働力比 (1995年および 2005年)】
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_33.html#OECD


 一般政府の雇用が総労働力に締める割合がOECD諸国の中で「最も小さい」のは、実は日本なのです。日本は世界屈指の「公務員が少ない国」というのが、真実というわけでございます。
 本ブログをお読みの日本国民の皆さん。「騙された!」「騙されていた!」という思いを抱かれませんでしょうか。


 怖いのは、上記OECDの報告書は、普通に日本語版(http://www.oecd.org/dataoecd/62/60/44620934.pdf )があるのです。すなわち、OECDの日本語版資料を読みさえすれば、日本国民は誰でも「OECD諸国の中で、最も公務員が少ないのは日本」という現実を知ることができます。

 ところが、わたくしの知る限り、上記「真実」を報道したマスコミはありません。
 挙句の果てに、公務員(官僚)を叩くと政治家の人気が上がるという、おかしな風潮が出来上がってしまいました


 本日は統一地方選挙後半戦の投票日です。

24日投開票 候補者、最後の訴え 
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110423/chb11042322190004-n1.htm
 統一地方選の市町長選、市町議選、町議補選は24日、投開票される。各陣営とも23日午後8時まで懸命に支持を訴え、有権者の審判を待つばかりとなった。(後略)』


 少なくとも、わたくしは「公務員叩き」「官僚叩き」「脱官僚」などという、根本から認識を間違えた政策を叫んでいる政党の人には投票しないでしょう。この手の主張をする人は、データや真実を全く見る目がないと、自ら宣言しているわけでございますので。


 くどいですが、上記OECDの報告書は日本語版があり、日本国民であれば誰でも読めるのです。


 もちろん、日本の官僚に問題がないわけではありません。というか、大ありです。とはいえ、世の中には優先順位というものがあるわけです。

 また、ヒステリックに「間違えた論拠」を叫ぶ人を信用することは、誰にもできないのでございますよ。


日本の「情報の歪み」に恐ろしさを感じてしまった方は、 ↓このリンクをクリックを!

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