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一日の終わりに「ありがたく思うこと」を3つ書いて幸せをかみしめると、成功する



ohlifeというサービスを使って毎日その日に「良かった」と思えることを3つピックアップして書く「3行日記」をつけはじめて10ヶ月ほどたちました。

ルールがシンプルなだけに続けやすい習慣といえます。

ただ、「良かったこと」の選考パターンがマンネリ化してきたことと、「良かったこと」という一見よさげでありながら実は「よきにはからえ」的な無茶ぶり感に軽いストレスを覚えるようになってきたこととで、“革命”は静かに進行していました。

その導火線に火をつけたのが以下の記事。


» ショーン・エイカー 「幸福と成功の意外な関係」 | Video on TED.com | Life with the purpose

努力して一生懸命やれば成功できる。成功すれば幸せになる。ということではなく、幸福と成功の法則を反転させ、現状に対してポシティブになることで、“知能が上がり創造性が高まり活力が増大する”といいます。

そして、ポシティブな思考になるための訓練方法を紹介しています。

  • ありがたく思うことを3つ書くというのを21日間続ける
  • 過去24時間のポシティブな体験を日記に書く
  • 運動する
  • 迷走する
  • 意識して親切な行動を取る

最初に挙げられている項目「ありがたく思うことを3つ書くというのを21日間続ける」を目にした瞬間に頭の中で火花がはじけました。

今日一日を振り返って「ありがたく思うこと」を3つ書く

以下のように、その日に撮った写真を1枚ピックアップしたうえで、「ありがたく思うこと」を3つ書きます(個人名が入っていたり、小っ恥ずかしいことが書かれていたりするのでマスクしまくりですみません)。。



まぁ、これだけのことなのですが、単に「汝、今日の良かったことは何かね?」と尋ねられるのに比べて「汝、今日ありがたいと思えたことを詳らかにせよ」と命じられる方が──言い方はさておき──考えやすい(=思い出しやすい)という実感があります。

何よりも「あぁ、自分はこんなに人からよくしてもらえているのか」という事実に改めて向き合うことになるため、大いに満たされた気持ちになります。

ちなみに写真のピックアップは以前から続けていたのですが、「その日の一枚」があると記憶がパッとよみがえるのと、この一枚を選ぶひとときこそ「ありがたい」と思える瞬間でもあるので、「よく写真を撮るよ」という方にはぜひオススメしたい日課であります。

欠かさず書き続けるためのコツ

ohlifeは、よくできた日記サービスで、毎日「1ヶ月前にキミはこんなことを書いていたよ」という具合に、1ヶ月前に自分が書いた日記をメールで送ってきてくれます(継続期間が1ヶ月に満たない場合は1週間前とか1日前の日記が届きます)。



このメールを目にすることで「自分、けっこうがんばってるじゃないか」と背中を押されるわけです。

さらに、届いたメールには仕掛けがしてあり、そのまま返信をすることでその日の日記を投稿できます。

某社のオンラインDVDレンタルサービスのように、送られてきたビニールケースがそのまま返却用の封筒として使えるのに少し似ています(イメージ)。

僕自身は以下のようなテンプレートを作ってあり、毎日同じフォーマットで書けるようにしています。

★ありがたく思うこと
1.
2.
3.

たいしたテンプレートではありませんが、このように「虫食い」状態のものを目にすると、人は中身を埋めたくなるものなのです。これには一定の効果があります。

なお、写真はこのメールに添付すればOKです。

書いたら読み返す




ところで、この「良かったこと」から「ありがたく思うこと」に切り替えたのは5月14日(月)のことです。

以来今日までの9日間に都合27個の「ありがたく思うこと」がピックアップされているわけで、これらを読み返さずにおくのは、それこそ「ありがたい」(=あってはならない)ことです。

そこで週に一度の週次レビューの際にこの日記を読み返すようにしています。

「ありがたく思えたこと」を日記に書くために思い出した時、そしてそれを実際に書いた時、さらに時間をおいてそれを読み返した時、と都合3回にわたって「ありがたさ」をかみしめることができるわけです。

最後に、こうして、このありがたい習慣をシェアできることをありがたく思います。

» ohlife

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▼編集後記:
大橋悦夫



昨日ご案内した、今週末のタスクカフェ@大阪ですが、おかげさまで満席となりました。

本当にありがとうございます!!

間違いなく今日の「3つ」のうちの1つですね。

なかなか大阪に行く機会がないのですが、好評であれば第2回も企画したいと思います。その際は余裕をもってご案内するようにいたします。