NEC「LifeTouch NOTE NA75W/1A」
~モバイルギアの再来!?キーボード搭載Android端末



NEC「LifeTouch NOTE NA75W/1A」

3月10日より順次発売
価格:オープンプライス



 NECは、本格的なQWERTYキーボードを搭載するAndroid端末「LifeTouch NOTE」を発表した。OSにAndroid 2.2を採用してはいるが、ミニノート的なボディや、本格的なキーボードを搭載していることから、タブレットスタイルの一般的なAndroid端末とは異なり、以前NECが販売していたモバイル端末「モバイルギア」シリーズを彷彿とさせる製品となっている。

 今回、LifeTouch NOTEシリーズのうち、Wi-Fiモデルの上位モデルとなる、NA75W/1Aを試用する機会を得たため、ハード面の仕様を中心に見ていきたいと思う。ただし、今回試用したのは試作機のため、製品版と仕様が異なる可能性がある点はご了承願いたい。

●見た目はまさにミニノート

 LifeTouch NOTEは、液晶面を開いて利用する、クラムシェルスタイルを採用したAndroid端末だ。Android端末といえば、基本的にはスマートフォンなどのように、キーボードを搭載しないピュアタブレットスタイルを採用するものがほとんど。それに対しLifeTouch NOTEは、VAIO Pシリーズなどのミニノートとほぼ同等のボディとなっている。実際に、LifeTouch NOTEをパッと見ただけでは、これがAndroid端末だと気が付かない人もいるかもしれない。

 本体サイズは、234×138×25mm(幅×奥行き×高さ)。重量は、カタログ値で699g、実測では約690gであった。VAIO Pと比較して本体の幅は若干短いが、奥行きと厚さが大きく、また重量も100gほど重い。今回は、手元にVAIO Pシリーズがなかったため、横に並べて比較はできなかったが、実際に手にした印象では、携帯性はVAIO Pシリーズとほぼ同等と感じた。

 ところで、筆者がLifeTouch NOTEを見た瞬間に、いわゆるWindows搭載ミニノートとは全く異なる印象を持ったのも事実。前述の通り、NECは、過去にOSとしてMS-DOSまたはWindows CEを採用するモバイルギアシリーズを発売していた。その当時は、シャープのザウルスシリーズやPalm OS搭載デバイスなど、いわゆるPDAが全盛の時代。そういった中で横長の液晶ディスプレイを搭載するとともに、入力しやすい大型キーボードも搭載する端末として登場したNECのモバイルギアシリーズは、外出先で快適な文字入力ができる端末として人気を集めた。

 また、DOS化して超小型のMS-DOSマシンとして活用できることが発見されてからは、モバイルガジェット好きからも多大なる支持を集め、現在でもまだ現役で活用しているユーザーがいるほどだ。そういった過去を知っている筆者からすると、LifeTouch NOTEは、Android端末というよりも、モバイルギアの最新モデルという印象が非常に強い。

液晶パネル面を開いて利用し、大型のキーボードも搭載。見た目はまさしくミニノートだ天板部分。中央にNECロゴがあり、左下(使用時には背面右上)にカメラを搭載フットプリントは、幅234mm×奥行き138mm。かなり横長なボディとなっている
本体正面。天板部はフラットで、液晶部はラッチレス構造を採用左側面。高さは25mm。手前より奥の方がわずかに厚くなっているように見える背面部分。中央部はバッテリだ。
右側面。後部は、バッテリ部が半円状に飛び出していることがわかる底面中央下部にはスピーカーが搭載されている本体重量は、実測で690gと、VAIO Pより100gほど重い

●大型キーボードで軽快な文字入力が可能

 LifeTouch NOTEに搭載されているキーボードは、一般的なQWERTY配列のキーボードとなっている。キー数は81と若干少ないが、アルファベットキーなど主要なキーはピッチが16.8mmと比較的ゆったりしている。Enterキー付近の一部のキーはピッチが若干狭くなっているとともに、縦が横より狭くなってはいるが、タッチタイプは余裕で行なえる。筆者が実際に扱ってみた感覚では、他のミニノートやネットブックとほぼ遜色のない入力環境が備わっていると感じた。もちろん、ピュアタブレットスタイルのAndroid端末とは、文字入力の快適度は雲泥の差がある。

 ところで、キー数が少ないこともあり、右ShiftキーやCtrlキーが省かれているとともに、Fnキーと併用で利用するキーも若干多くなっている。例えば、「半角/全角」キーがEscキーとの併用になっていたり、ファンクションキーのうちF11とF12がFnキー併用となっている。半角/全角キーについては、日本語入力時によく利用するため、できれば独立して用意してもらいたかった。

 ただ、Andorid端末であるLifeTouch NOTEでは、ファンクションキーはWindowsベースのミニノートのように頻繁に利用するものではなく、Fnキーとの併用でも特に気になることはない。筆者は、Caps Lockキーを利用することが多いため、Caps Lockキーが独立してない点が当初気になったが、Androidのスクリーンキーボードと同じように、左Shiftキーを2度押せばCaps Lockとなるため、慣れれば大丈夫だった。

 なお、FnキーとCtrlキー、Aキーの左に用意されているMenuキーの3つのキーは、機能を自由に入れ替えられるようになっている。例えば、FnキーとCtrlキーの機能を入れ替えたり、Aキーの左にCtrlキーを配置するといったことが可能だ。普段利用しているキーボードに近い配列を再現できるという意味で、この仕様は大いに歓迎できる。

 ただ、1点だけかなり問題になりそうな部分がある。それは、「ろ」キーがカーソルキーの「↑」のさらに右側に配置されているという点だ。筆者はローマ字入力のため、この点は全く気にならなかったが、かな入力を行なっている人にとって、この仕様は致命的と言えるかもしれない。どうせなら、「ろ」キーと「↑」キーも、FnキーやCtrlキー同様、機能を入れ替えられればよかったように思う。キーの入れ替えはソフトウェアで実現できるはずなので、今後のバージョンアップで対応してもらいたい。

 スペースキー手前には、光学式のポインティングデバイスが用意されている。ポインティングデバイス上で指を滑らせると、カーソルの移動などが行なえる。また、ポインティングデバイス自体を押し込めるようになっており、選択ボタンとしても機能する。ただ、液晶パネルにはタッチパネルが搭載されていることもあり、ポインティングデバイスを活用する場面はそれほど多くない。ちなみに、ポインティングデバイスは無効にすることも可能だ。

キー数は81と少ないものの、ミニノートに搭載されるものに匹敵する、本格的なキーボードを搭載アルファベットキーのキーピッチは16.8mmと、比較的ゆったりしている。ただ、縦はピッチが短くなっているEnterキー付近のキーは、ピッチがやや狭くなっている。「ろ」キーが「↑」キーの右に配置されている点は残念
半角/全角キーや、F11、F12キーは、Fnキーとの併用になっているキーボードのCtrlキーとFnキー、Aキー左のMenuキーは、機能を入れ替えることが可能Ctrl、Fn、Menuの中から自由に機能を選択できる
スペースキー手前には、光学式のポインティングデバイスを搭載。全体を押し込むことで選択ボタンとしても機能する

●機能に優れるテキスト入力アプリを用意

 LifeTouch NOTEは、本格的なキーボードを搭載していることから、当然軽快な文字入力ができることが大きな特徴となっている。そして、そのキーボードを大いに活用できるよう、専用のアプリも用意されている。それが、「ライフノート」と呼ばれる、テキスト入力アプリだ。

 ライフノートは、見た目は単なるメモ帳やテキストエディタのようだが、その機能はかなり充実している。メインとなる機能は文字入力機能で、その点は一般的なテキストエディタと同じ。もちろん、コピーや貼り付け、検索/置換など、テキストエディタに必須となる編集機能もしっかり盛り込まれている。

 それに加えライフノートには、主要なブログやSNSや、メーラーとの連携機能が用意されており、ライフノートで書いたテキストデータを、直接ブログやSNSに投稿したり、メール送信できるようになっている点が面白い。しかも、テキスト編集だけでなく、編集中のテキストに画像も添付できるようになっている。添付可能な画像は、内蔵カメラで撮影済みの画像だけでなく、カメラアプリを呼び出し、その場で撮影して添付することも可能だ。

 もちろん、編集後には、テキストと画像を同時にブログやSNSに転送したり、メールとして送信できる。日常的にブログやSNSを更新している人はもちろん、メール本文を軽快に編集できるという点でも、非常に便利に活用できるだろう。

 また、ウェブ検索機能を利用すれば、テキスト編集中にBIGLOBEサーチのウェブ検索、ブログ検索、辞書検索、百科事典検索に加え、Googleの画像検索および地図検索機能を利用した検索が行なえる。このウェブ検索機能は、別途Webブラウザを呼び出す形式となっているので、そのままでは検索結果をコピー&ペーストで活用することは難しい。しかし、いちいちWebブラウザを起動して検索エンジンにアクセスするという手間がかからないため、ちょっと言葉を調べたい時などに役立つ機能だ。

 ブログなどへの投稿やメール送信だけでなく、SDカードなどローカルストレージに入力データを保存することも可能。メモ画像を添付しながらテキスト入力することで、いろいろな場面で写真を撮りながらメモを取るといった用途にも活用できそうだ。個人的には、取材時のメモ用途などにかなり活用できそうなアプリという印象を受けた。

 これ以外にも、らくらく無線LANスタートアプリや、公衆無線LANにも自動接続できるワイヤレス自動接続アプリなどのオリジナルアプリを用意。もちろん、Androidマーケットも利用可能なので、多数のAndroid用アプリを自由に導入し、利用できる。

オリジナルのテキスト入力アプリ「ライフノート」テキストエディタ同様、切り取りやコピー、貼り付け、検索、置換などの編集機能を用意通常のテキスト入力に加え、ブログやSNS用に画像を添付しながら編集できる
添付画像は、撮影済みのものを選択するだけでなく、カメラアプリを呼び出し、その場で撮影し添付することも可能編集したテキストや添付画像は、登録しておいたブログやSNSにアップロードしたり、メールとして送信できるブログやSNSに転送するには、あらかじめIDやパスワードを登録しておく必要がある。主要なブログサービスやSNSサービスに対応している
メール転送時には、見出しと本文、添付画像がメールアプリに送られる作成したテキストは、SDカードにも保存可能で、通常のエディタとしても活用できるウェブ検索機能を利用すれば、ブラウザに切り替えることなく、直接BIGLOBEサーチやGoogleサーチで検索が行なえる
らくらく無線スタートアプリも用意。NEC製ルーター利用時には役に立つはずだこちらは、自宅無線LANルーターや公衆無線LANなどに自動的に接続する、ワイヤレス自動接続アプリだBBモバイルポイントやホットスポットなどの公衆無線LANサービスに対応しており、あらかじめIDやパスワードを設定しておけば、自動的に接続される

●7型ワイドタッチパネル液晶を搭載

 液晶パネルには、7型のワイド液晶パネルが採用されている。表示解像度は800×480ドット。ミニノートとして考えると少々物足りないが、Android端末としては標準的な表示解像度だ。

 液晶パネル表面には、タッチパネルが取り付けられている。このタッチパネルは感圧式で、指だけでなく、本体右側面に内蔵されているスタイラスを利用しての操作も可能。ただし、マルチタッチには対応しておらず、指2本での拡大/縮小などの操作は行なえないため、タッチでの操作性は一般的なAndroid端末よりも劣る。

 また、HOMEボタンや検索ボタン、戻るボタンは、液晶パネル側には用意されず、キーボード側(ファンクションキーの右側)に用意されている。そのため、タッチ操作で利用している場合には、まどろっこしさがつきまとう。実際、Windowsミニノートと同様の感覚で利用していると、Webブラウザ利用時に、前の画面に戻る場合などに戸惑った。こういった場面で、このマシンがAndroid端末だと改めて気づかされる。

 液晶パネルの表示品質は、パネル表面の感圧式タッチパネルによって、全体的に若干白っぽい発色になってはいるが、パネル表面が光沢感の強い処理が施されていることもあってか、悪くない。個人的には、もう少し発色に鮮やかさが欲しいとは思うが、文字入力での利用が中心であれば、特に問題とはならないはずだ。それよりも、外光の映り込みの方がやや気になる。

 バックライトはLEDバックライトが採用されており、輝度は十分に高い。さすがに直射日光下では若干見づらくなってしまうが、輝度を高めれば文字や映像は十分に視認できる。バックライト輝度は、ノートPC同様にキーボードで簡単に調節可能なので、野外での利用も大きな問題はない。

 カメラ機能は、200万画素カメラを液晶パネル部裏面に搭載している。液晶パネル側にはカメラは搭載されないため、自分撮りなどは難しいが、ノートPCスタイルで利用している状態でも、手軽に撮影が行なえる点は便利だ。シャッターは、標準のカメラアプリを利用するのであれば、画面上のシャッターボタンをタップすればいいし、キーボードにもシャッターボタンが用意されている(Fnキー+\キー)ので、そちらを利用してもいい。

800×480ドット表示に対応する、7型ワイド液晶を搭載。タッチパネルが取り付けられているため、若干色合いが白っぽくなっているが、全体的には表示品質は良好だタッチパネルは感圧式。ただし、マルチタッチには非対応指だけでなく、付属のスタイラスでの操作も可能
スタイラスは、本体右側面手前に収納されている液晶パネル部は、ほぼ180度まで開く。内蔵加速度センサーにより、本体の回転に合わせ、画面表示も自動で回転させることが可能Homeボタンや戻るボタン、検索ボタンはキーボード側にのみ用意されているため、タッチ操作時には操作に戸惑うことがある
液晶パネル部背面には、200万画素カメラを搭載。自分撮りは難しいが、通常の利用スタイルでの撮影はやりやすい

●Tegra 250搭載で、動作は非常に軽快

 では、LifeTouch NOTEのスペック面を紹介していこう。

 プロセッサには、NVIDIA Tegra 250を採用している。動作クロック1GHzのデュアルコアプロセッサで、動作は非常に軽快だ。また、Tegra 250にはHDビデオの動画再生支援機能が内蔵。試しに、1,280×720ドットの、H.264形式やWMV9形式の動画ファイルを再生してみたが、コマ落ちは全く感じられなかった。また、この試作機ではFlashPlayer 10.1もインストールされており、Youtubeやニコニコ動画といったWeb動画サイトの動画も非常にスムーズに再生できる。特に、ニコニコ動画では、多数のコメントもほぼ処理落ちせずにスクロール表示される。

 ストレージは8GBのオンボードフラッシュメモリ(下位モデルのNA70W/1Aは2GB)を搭載している。また、SDHC対応のSDカードスロットが用意されており、標準で8GB(NA70W/1Aでは2GB)のSDカードが取り付けられているため、トータルでは16GB(OS分を省くと約15.5GB)のストレージ領域が確保されている。

 通信機能は、全モデルでIEEE 802.11b/g/n対応無線LANと、Bluetooth 2.1+EDRを標準搭載。また、「NA75F/1A」では、FOMA HIGH-SPEED対応のワイヤレスWANモジュールも搭載される。

 センサー類は、GPS、電子コンパス、加速度センサーと、一般のAndroid端末と同等のものを搭載。加速度センサーを利用し、液晶表示を自動的に回転させる機能も、もちろん搭載されている。

 バッテリ駆動時間は、カタログ値ではホームページ閲覧時で最長約9時間、動画再生時で最長約8時間、YouTube動画再生時で最長約7時間とされている。そこで、実際に動画を連続再生させ、バッテリ駆動時間を計測してみた。利用した動画ファイルは、解像度1,280×800ドット、ビットレート約8MbpsのWMV9形式の動画ファイルで、SDカード上に置いた状態で連続再生させた。

 結果、バックライト輝度を最高に設定し、無線LANはオン、Bluetoothはオフの状態では、約4時間02分、バックライト輝度を最低に設定し、無線LANとBluetoothを共にオフにした状態では約5時間59分であった。HD動画ということもあってか、カタログ値より短かったが、6時間近く連続再生できたことを考えると、バッテリ駆動時間は十分満足できるレベルと考えていいだろう。

 ちなみに、実際に1日持ち歩いて、外出先で公衆無線LANを利用したWebアクセスやWeb動画視聴、地図検索、カメラでの写真撮影、テキスト入力などを試してみたところ、午前9時頃から夕方6時頃まで利用しても、バッテリはまだ20%ほど残っていた。この時は、持ち歩きつつ、いろいろな場所で取り出して利用するというスタイルで、当然連続利用というわけではなかった。一応、意図してかなり頻繁に利用したが、それでも9時間のうち実際の利用時間は50%あるかどうかだった。とはいえ、通常の利用では、外出時にそこまで長時間使い続けることは少ないと思われるので、1日持ち歩いて利用しても、バッテリ切れになる心配はほぼないと考えて良さそうだ(FOMA HIGH-SPEED搭載モデルに関しては、異なる可能性が高い)。

左側面には、USB 2.0コネクタとヘッドフォン端子を用意右側面には、SDカードスロットと電源コネクタが用意されるバッテリスロット内には、FOMA HIGH-SPEEDのSIMカードスロット用と思われる穴が用意されている
標準バッテリ。試用機のため容量は不明だが、ホームページ閲覧時で最長約9時間のバッテリ駆動時間を確保付属のACアダプタ。若干大型な点が残念だACアダプタは、電源ケーブル込みで実測347.5gだった

 今回、実際にLifeTouch NOTEを試用してみて、Android端末というよりも、ミニノートに近い製品と強く感じた。OSがAndroidのため、Windows搭載ミニノートの感覚で利用すると、若干戸惑う場面があるのは事実だが、軽快な文字入力が行なえる点は、タブレットスタイルのAndroid端末にはない大きな利点だ。タッチパネルがマルチタッチ非対応なので、一般的なAndroid端末と比べタッチ操作時の操作性はやや劣るものの、キーボードを利用した快適な文字入力性は、他のAndroid端末には真似のできない部分だ。

 そして、もともと動作が軽快なAndroid OSを採用しているだけでなく、プロセッサにTegra 250を採用していることで、非常にきびきびと動作する点も大きな魅力となる。

 とにかく、LifeTouch NOTEは、他のAndroid端末とは全く異なる性格を持つ製品であることは間違いない。LifeTouch NOTEを、通常のAndroid端末として手にした場合には、機能面に失望する可能性があるが、外出時に頻繁に文字入力を行なうという人なら、逆にミニノートよりも非常に魅力的な製品と感じるはず。そう考えると、ある程度使う人を選ぶ製品と言えそうだ。

 ちなみに、今回試用したNA75W/1Aと、ストレージ容量の少ないNA70W/1Aの、Wi-Fiモデルが2モデルと、FOMA HIGH-SPEED搭載モデルとなるNA75F/1Aの3モデルが用意される。このうち、Wi-Fiモデルの2モデルは、3月10日に発売となり、FOMA HIGH-SPEED搭載モデルは4月下旬の発売となる。実売価格は、NA75W/1Aが45,000円前後、NA70W/1Aが40,000円前後、NA70F/1Aが55,000円前後になる予定だ。

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(2011年 2月 15日)

[Text by 平澤 寿康]