ネオジャパン、HTML5を採用したWebデータベース「desknet's DB」


HTML5を利用しているため、直感的な操作が可能。項目の直接編集などが行える

 株式会社ネオジャパンは3日、社内のさまざまな情報を一元管理可能なWebデータベースソフト「desknet's DB」を発表した。グループウェア「desknet's」のオプション製品で、同日より出荷が開始される。

 desknet's DBは、Webデータベースを手軽に作成できるソフト。項目の書式設定や入力規則、入力フォームの作成、表示用・印刷用の帳票作成など、Webデータベースシステムに求められるさまざまな機能を搭載し、営業日報や顧客リスト、工程・日程管理表などなど、さまざまな用途に利用することができる。

 また、次世代のWeb標準技術であるHTML5を活用している点が特徴で、Excelのような表計算ソフトで管理台帳を作成するような、手軽で直感的なインターフェイスを実現した。さらに、複数のデータベース間で無制限に情報を関連付けられるため、重複するデータを二重に管理する手間を省きつつ、さまざまな角度からデータを活用する手段を提供。多重クロス集計機能を用いて、複数の視点から簡単に分析することができる。

 加えて、アクセスログ・操作ログの監視機能や、細かなアクセス権設定に対応し、セキュリティ管理の面でも配慮されているとのこと。

 なお、desknet'sのオプション製品との位置付けのため、desknet'sとのシングルサインオンやアカウント情報の連携(SQL Server版)、データ分析結果のdesknet'sポータルへの張りつけといった、各種の連携も可能になっている。

 ライセンスは年間契約のサブスクリプション方式で、初年度は5ユーザーライセンスで1万8900円から、次年度以降が1万500円から。購入にはdesknet's(スタンダード版、Enterprise Edition)のサポートサービス契約が必要となり、desknet'sのユーザー数が購入できる上限となる。

 サーバー側の対応環境は、Windows Server 2008 R2/2008/2003 R2/2003、Red Hat Enterprise Linux 5、CentOS 5.3。クライアント側の推奨Webブラウザは、Internet Explorer 7/8、Firefox 3.6/4、Chrome 10、Safari 5。

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