上京する人へ!東京歴10年の先輩が伝える繁華街の基本知識

これから上京する人に向けて、同じように地方から都内に出てきて10年目の私が、すこし先輩ヅラして、東京の繁華街について紹介させていただきます。

3月、4月に引っ越しを予定している人は早く予約しないと本気でとれないので、上京が決まったら、すぐに引っ越しの手配をしてください。

引っ越し業者によっては値段が倍ぐらい違うこともザラにありますので、相見積もりは絶対にとりましょう。

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どこに住むかで、ホームタウンが決まる

東京タワー

東京に行ったら何をしたいですか?

渋谷、新宿、池袋、六本木、秋葉原など、誰もが知っている街がたくさんあります。

だいたいの人は、買い物をするのも、ご飯を食べるのも、ひとつかふたつの街に絞られます。

「東京に行ったら、渋谷で飲み歩きたい!」という願望があっても、住む場所が、府中市だと新宿で飲み歩くことが多くなります。

あなたが住む町から、アクセスのいい町=ホームタウンとなります。

アクセスのいい町というのは、電車で乗り換えせずに行ける町が基本。

ですから、通勤・通学する町、ホームタウンにしたい町には、極力乗り換えせずに行けるところに住みましょう。

「2駅ぐらいだったら乗り換えでもいいや」と気軽に思うかもしれませんが、1本で行ける場所と乗り換えが必要な場所は、便利さがまったく違います。ここは声を大にして言いたいです!

場合によっては乗り換えるだけで10分以上かかる場合も。これは、はじめて上京した人が後から後悔しやすいポイントなので注意してください。

そして、ホームタウンごとに、そこに来る人の特徴がありますので、今日はそんなホームタウンごとの特徴をご紹介しましょう。

※あくまで個人的な考えです。

山手線を中心に考えよう

東京は広いのでどこから把握していいかわからないと思いますが、まずは山の手線から把握しましょう。

下記が路線図になります。

山の手線路線図

出典:山の手線路線図フリー素材

でも、均等に配置された路線図だと各駅の距離感がイメージできませんよね。

実際の地形を重視して修正したものがありますので見てみましょう。

山の手線路線図地形重視版

出典:山の手線路線図フリー素材

地形に合わせた路線図を見ると、山手線は縦長でグルグル回ってるんだなっていうことがわかりますね。

渋谷から新宿までは徒歩だと55分ぐらい、新宿から池袋は60分ぐらいの距離です。

渋谷から東京は、電車に乗ったほうがいいです。

単身者向け物件はどこに多い?

これから東京に住もうとするとき、単身者向けの物件の多くは山手線のターミナル(秋葉原駅、日暮里駅、西日暮里駅、池袋駅、高田馬場駅、新宿駅、渋谷駅、品川駅、上野駅、東京駅)から出ているJRや私鉄沿線上にあります。

もちろん山手線の駅に住むことは可能ですが、かなり家賃が高い。山手線のなかでは、路線図の上の方が比較的安いので、狙うならその辺りがいいかも知れません。

路線図を見て、あれ山手線に、六本木駅がないと思った人がいるかも知れません。

そうなんです。六本木は山手線の駅ではありません。地下鉄かバスに乗らないといけないんです。

決まった街で遊ぶ、動くが東京生活の基本

東京の三大繁華街は、渋谷、新宿、池袋です。

ですが、渋谷によく行く人は、池袋には行きません。渋谷がホームの人は、渋谷で用事を済ませます。

同様に、池袋によく行く人は、渋谷には行きません。「来週は新宿に行ってみよう」みたいな感覚はありません。

それぞれの繁華街で、飲食、買い物、エンタメ、すべてが完結できるので他の街に行く必要がないんです。

これが、東京の繁華街です。

移動は電車がメイン。東京はとにかく電車網が発達しているので、車は不要です。

まずは、SuicaかPASMOを買いましょう。定期付きのものもあります。地元で使っていた、SUGOCAや、ICOCAも使えます。定期は無理ですけどね。

車は必要ありません。タクシーがすぐにつかまります。渋谷から六本木など、場所によってはタクシーが便利な場所もありますが、朝と夕方は道が混みます。

最近はカーシェアがありますので、所有する必要はなく、使いたいときだけカーシェアを使うという流れが主流になりつつあります。

自転車の移動も便利なのですが、坂が多いので電動自転車をおすすめします。

都内駐車場

渋谷で遊ぶ人たち

渋谷スクランブル

渋谷で遊ぶ人は、山手線の南側(目黒区、渋谷区、品川区、世田谷区)から、神奈川県にかけて、住んでいる人が中心となります。

東急東横線、東急田園都市線、湘南新宿ラインが通っているので、神奈川からのアクセスは抜群です。

つまり、このエリアに住む人は、渋谷がホームタウンになる可能性が高いです。

また、隣駅に恵比寿と原宿、表参道があるので、さまざまな人種と年齢層が混在します。東京では一駅の間隔が狭いので、簡単ではないにせよ、歩いて移動はできちゃいます。

そして、上京して間もないあなたには、まだ難しいかもしれませんが、ワンランク上の生活ができるようになると、渋谷からほど近い、恵比寿や、広尾、代官山、中目黒、辺りで遊びたくなるでしょう。

新宿で遊ぶ人たち

新宿駅

新宿で遊ぶ人は、山手線の西から南(新宿区、中野区、杉並区、世田谷区)にかけてから、都下や神奈川県北部に住んでいる人が中心となります。

都下ってはじめて聞きましたか?
東京都の23区以外の多摩地区を都下と呼びます。

この地域は、電車でいうと、京王線と小田急線が担っています。

このエリア、路線を利用する人は、新宿がホームタウンになる可能性が高いです。

まわりには、代々木や新大久保など、渋谷のようにおしゃれな街はありませんが、とにかく新宿の良さは、アクセスの良さです。

東京では、電車での移動が基本です。いろいろな所に住んでいる人たちが集まると、アクセスの良さが非常に重要になります。

1日の乗車人員数の平均が約79万人。
世界一の乗降人員数を誇る新宿駅は、私鉄、地下鉄、JRが複数乗り入れています。上京して間もない人たちが、「とりあえず集まって、飲もう!」というときには、新宿を選んでおけば、間違いありません。

歌舞伎町やゴールデン街はじめ飲食店が豊富

歌舞伎町という、夜の街も擁しており、怪しげな雰囲気もありますが、その分、大衆向けの飲食店がたくさんありますので、夜の街を使わない人にとっても、利用勝手がいい街。

歌舞伎町ですが、渋谷のセンター街や池袋にない特徴があります。それは、ホストクラブがあることです。

ホストクラブがあるので「ホストが好きな女子」が歌舞伎町で働き、“「ホストが好きな女子」が好きな男子”が歌舞伎町に集まります。そして、ホストのためのクラブというかバーがあって、お昼くらいまで営業しています。生態系ができていますね。

多分、意図せずとも、新宿で飲み会をしたり待ち合わせする機会は他の街に比べると、多くなると思いますよ! ただし、絶対にキャッチについていってはダメです。

歌舞伎町には不思議な魔力があるので注意してください。あそこにいると街の雰囲気に飲まれて、なんとなく派手に散財してもいいような気分になってきます。朝になって激しく後悔することに。用事がない限り、近づかない方が無難です(笑)。

新宿がホームタウンの人は、ランクアップすると、港区の六本木や麻布の方に向かう傾向があります。あと、銀座へも行きますね。

まあ、渋谷の人も、港区へ進出しますが、新宿界隈の人の方が、港区へランクアップする人が多い気がします(あくまで私見と偏見です)。

このあたりの事情を知りたい人は、アマゾンプライムやNetflixで観られる連続ドラマ『東京女子図鑑』を見て勉強してください。

池袋で遊ぶ人たち

池袋駅SEIBU

池袋で遊ぶ人は、山手線の北側(豊島区、北区、板橋区)から埼玉県にかけて住んでいる人が中心となります。

担当する私鉄は、東武線と西武線です。(西武線は新宿にもあります)他にも、地下鉄線や、JR線が通っていますので、新宿同様、アクセス抜群です。

前述の通り、埼玉の人たちは、渋谷新宿まで出ずに、池袋で遊びます。

これは!という特徴がないのが、池袋です。

東京に上京してきた人が、池袋で待ち合わせをするときに、必ず聞くのは、「西武があるのが東口。東武があるのが西口」という合言葉です。

これは、西武百貨店が東口に存在し、東武百貨店があるのが西口という意味です。

池袋で待ち合わせをするときに、田舎者向けには必ず言われることなので、自分から発信することで、田舎者臭さを消しましょう。

ワンランク上がっても、住めない町

選ばれしものたちの街・港区

東京には、港区という、選ばれしものたちが住める地域があります。毎日のように宴が行われ、湯水のごとく札束が舞います。

そんな90年代のドラマのような世界観は、もうなりを潜めていますが、港区では年収1000万円だったとしても、ちっぽけな存在になるでしょう。半分冗談で、半分本当です。

住むことはなくても、ご飯を食べに行ったり、映画を見に行ったりすることはできます。気になる相手をエスコートするための下見として、六本木や麻布十番、西麻布で遊んでみましょう。

美味しいお店が集まるのも港区の特徴。そして、電車でのアクセスが悪いのも港区です。

まとめ

今日は東京の街について、東京暦10年の私が独断と偏見でご紹介しました。

渋谷がホームの人は、渋谷が一番落ち着きますし、新宿なら新宿が落ち着きます。

そんな街が、東京ですので、あなたが住む場所は、どこの繁華街で遊ぶかを決めてから、逆算してもいいかもしれませんね。

神奈川県の人は、横浜という選択肢もありますが、渋谷も横浜へもアクセスがいい場所は、ちょっと家賃が高いです。

家賃の高さで言えば、

池袋へアクセスしやすいエリア < 新宿へアクセスしやすいエリア < 渋谷へアクセスしやすいエリア

となります。言い換えると、

埼玉 < 都下 < 神奈川

とも言えます(家賃の相場)。

・・・あ、千葉について説明していませんでしたね。

東京に隣接する千葉県に住む人ですが、千葉市に住む人は、船橋市や市川市で遊びます。都心部へは多少時間がかかるので、千葉県内で完結することが多いです。

職場や大学が山手線の東側の人(東京駅、新橋駅、品川駅)は、千葉市もいいですよ。家賃も抑えられますし。

市川市や船橋市に住む人は、地元で遊んでもいいのですが、渋谷や新宿へも行くことができます。でも、ちょっと遠いので、地元LOVEな人たちが多いですね。

人が多いので慣れるまで大変かもしれませんが、住めば都です。故郷に錦を飾れるように頑張りましょう!

公開:2016.02.24 更新:2019.12.04

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著者投稿者 横川
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