パンチの効いたビジュアルです。
インドネシアとフィリピンの間の深海2800m付近で発見された新種の環形動物です。この発見によって生物分類に新たな「属」をつくる必要が出来たとのこと。
神秘的です...。
体長9.4cmほどのこの生物は「イカ虫(Squid worm)」と名づけられたそうです。確かにイカのようなムシのような...見た目そのままの覚えやすいネーミングですね。
エイリアンのような見た目ですが捕食生物ではありません。海に沈むプランクトンの死骸や排泄物などの「マリンスノー」と呼ばれる海中浮遊物を餌としているのではないか、とのことです。うんこを食べているわけですね。
イカムシ発見者であるスクリップス海洋研究所のカレン・オズボーンさん曰く
「私の推定では、深海にいる生物の半数以上は記録されたことがないか、科学的にまったく未知の生物だろう」
とのことですし、世の中にはこのイカムシのような、未だ知られざる不思議生命体がまだまだたくさん潜んでいるのでしょうね。とってもワクワクしちゃいます。深海には浪漫がありますよね。
イカのような虫のような?セレベス海で新種環形動物を発見[AFPBB News]
Newfound Squid Worm from the Deep Tantalizes Scientists | Celebes Sea New Worm Species Discovered [Our Amazing Planet]
(鉄太郎)