golang環境のインストール

online.sgはてなでGo!」というキャッチらしいですが、

Go勉強会で講師っぽいことをやらせてもらいます。

このドキュメントはその前説的な、環境構築についてです。

はじめに

golangを利用する環境はまぁいくつかあるみたいなんですが、一応一番ベーシックなgcってやつのインストール方法を紹介していきます。

Linux / MacOSX

terminalでこんな感じの事を打ち込めばコンパイラがインストールできる。
ちなみに、コマンド例はdebian系のつもりなので、apt-getがない環境とかでは別途同等な操作をしてください。

$ sudo apt-get install bison ed gawk gcc libc6-dev make.
$ sudo easy_install mercurial
$ mkdir go
$ hg clone -r release https://go.googlecode.com/hg/ go
$ cd go/src
$ ./all.bash

ずらずらとコンパイルしてくれます。コーヒー一杯飲むのに調度良い時間が得られます。
では、次にbashrcを編集したり。

$ cd ~
$ vim .bashrc

で、bashrcをひらいてこれらのパラメータを挿入

GOROOT = ~/go
GOOS = linux
GOARCH = 386
GOBIN = $GOROOT/bin
PATH = $PATH:$GOBIN

ところで、この中のGOOSは、LinuxならこのままでいいんですがOSXの場合は「GOOS = darwin」に変えてください。
あと、GOARCHは、もし64bit環境なら「amd64」ってすると64bitが使えます。
この前試したら、64bit環境でも386で32bit用環境使えましたが、64bitなら64bit使ったほうが幸せだと思います。また、64bitの方が安定しているらしいです。

これで完了です。

Windows

Windowsはもっと簡単です。

まず、ここの「Downloads-gomingw」から、「gowin32〜日付〜_installer.exe」をダウンロードします。

実行します。
終わりです。速いです。

ちなみに、32bit以外の選択枝はありません。

テスト

hello worldコンパイルです。

package main

import "fmt"

func main() {
	fmt.Printf("hello, world\n")
}

を「hello.go」とでも保存しておいて下さい。文字コードUTF-8にしてください。


32bit環境では、

$ 8g hello.go
$ 8l hello.8
$ ./8.out

としてください。Windowsでは実行形式のファイル名が「8.out.exe」になります。
また、64bit環境では、

$ 6g hello.go
$ 6l hello.6
$ ./6.out

です。

多分

hello, world

と表示されて幸せな気分になれるのではないかと思います。

では

27日にはてなでお会いしましょう!

参考文献

The Go Programing Language - http://golang.org/
Getting Started - The Go Programing Language - http://golang.org/doc/install.html
WindowsPort - go -http://code.google.com/p/go/wiki/WindowsPort