いわき市のコウナゴ、暫定規制値超えるセシウム
厚生労働省は19日、福島県いわき市で採取されたコウナゴ(イカナゴの稚魚)から、食品衛生法に基づく暫定規制値を大幅に上回る放射性物質を検出したと発表した。同県では現在、コウナゴ漁は自粛されており市場には流通していない。
同省によると、18日に採取されたコウナゴからは、1キログラム当たり放射性セシウムが1万4400ベクレル(暫定規制値は500ベクレル)、放射性ヨウ素が3900ベクレル(同2千ベクレル)検出された。
13日採取分では、放射性セシウムが1万2500ベクレル、放射性ヨウ素は1万2千ベクレルだった。