GmailではすっかりおなじみのLabs機能。Googleカレンダーでも、2年ほど前からコツコツとLabs機能は充実してきました。そこでこちらでは、Googleカレンダーをもっと便利に使うための、代表的なLabs機能をご紹介しましょう。

 

1. 次の予定(Next Meeting)

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この機能はその名のとおり、予定日時までの時間をカウンドダウンしつつ、次にやってくる予定を表示してくれるというもの。サイドバーにウィジットとして表示されます。


2. 日付を移動(Jump to Date)

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この機能は、過去でも未来でも、任意の日にすぐ移動できるというもの。「あの日、何があったっけ?」と、過去を振り返るのにも便利ですし、「年ビュー(以下3)」と一緒に使えば、長期的視点で計画立てができます。


3. 年ビュー(Year View)

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年間のカレンダーを一覧表示する機能。毎年恒例の行事・イベント、すでにわかっている数ヶ月先の予定などをまとめてスケジュールしたり、一年の大まかの流れをざっと把握したいときに便利です。


4. 世界時計(World Clock)

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サイドバーにシンプルな世界時計を追加する機能。リストに追加する都市は自分で選べます。また、タイムゾーンごとに夜間になっている場合は、暗い「夜モード」で表示される仕組み。海外とのやりとりがある人には便利ですね。


5. 今後の定期的な予定を淡色で表示する(Dim Future Repeating Events)

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定期的な予定を淡色で表示し、重要な1回限りの予定を目立つようにしてくれる機能。予定がビッチリと詰まりがちなユーザさんは、重要な予定が他のものに埋もれてしまうのを防げます。


6. 控えめな通知(Gentle Reminders)

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ポップアップ通知でリマインドしてくれるのは便利ですが、あまり頻繁だとちょっとウザいことも...。そこで、予定をさりげなく教えてくれるのがこの機能です。予定を表示したブラウザタブが点滅し、サウンドがやさしく鳴る仕組み。Chromeユーザなら、デスクトップ通知を使うというオプションもあります。


7. 予定を自動的に辞退(Automatically Declining Events)

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Googleカレンダーには、「予定あり」に自分をリストするオプションがありますが、他のユーザからの招待を拒むことはできません。この機能を使えば、ブロックされた時間帯の招待を自動的に辞退できます


8. 予定の添付ファイル(Event Attachments)

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会議や打合せでは、しばしば資料や書類を使うもの。これを事前に共有しておけば、会議の効率化にもつながりますね。この機能を使えば、予定と一緒に添付ファイルをアップロードでき、他のGoogleサービスからもこれを受け取ることができます。ただし、これは添付ファイルがGoogleドキュメントに共有されていることが前提です。


いずれの機能も、Googleカレンダーの画面右上にある「カレンダー設定」をクリックし、「Labs」のタブを選択すると、一覧で表示されます。デフォルトでは、Labsの機能はすべて「無効にする」となっているので、使いたい機能は「有効にする」にチェックを入れ、最後に画面下の「保存」をクリックしましょう。

Googleカレンダーをスケジュール帳に使っている方は、ぜひLabsを活用して、より使いやすく工夫してみてくださいね。

Matthew Rogers(原文/訳:松岡由希子)