Netcraft - Internet Research, Anti-Phishing and PCI Security Services

Netcraftは3月5日(米国時間)、3月のWebサーバシェアに関する調査結果を発表した。今回の調査では、約6億4千万のサイトよりレスポンスを受け取ったという。先月の調査よりも約3140万サイト増えており、2010年後半より続いている急激なホストの増加が続いている。

1月にシェアを減らしたApacheだが、2月は少しシェアを回復している。今回の調査では、約2250万サイトの増加となっており、12月頃のシェアまで回復している。昨年より力強い成長を続けているNginxは、2月も約470万サイト増加と引き続きシェアを伸ばしている。これまで減少傾向だったGoogleも、2月は微増ながらシェアを回復した。

他の主要なWebサーバがシェアを獲得する中、MS IISのみシェアを減らしている。他のWebサーバと同様にサイト数自体は伸びているが、成長が鈍化しているためシェアの獲得に至っていない。MS IISのシェア低下は昨年より続いており、1月にはNginxに2位の座を奪われている。2月ではサイト数でさらに約2360万の開きがでており、Nginxの増加基調が続いているため、今後さらにその差は開いてくと予想される。