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Google+のユーザー数、2週間で1000万人超えか

» 2011年07月13日 07時22分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleが6月28日(現地時間)にフィールドテストを開始したソーシャルサービス「Google+」の加入者数が、7月12日には1000万人を超える――。家系図データベースサービスの米Ancestry.comの共同創業者で現在は米Facebook向けにソーシャルアプリを提供する米FamilyLinkでCSO(最高戦略責任者)を務めるポール・アレン氏が自身のGoogle+で分析結果を発表した。

 同氏の独自調査によると、7月4日に170万人だったユーザー数は7月10日には350%増の730万人になったという。9日〜10日にかけての約32〜34時間の増加は特に急激で、この間に約220万人が加入したと同氏は推定している。このペースが続けば、サービススタートから2週間目に当たる12日には1000万人を突破し、Googleが招待ボタンを削除しなければ週末には2000万人に届くという。

 アレン氏の調査方法は、加入者の名字を米国勢調査局の公開データと照らし合わせて分析するというもの。Google+の米国ユーザーの名字からサンプルとして100〜200個を抽出し、その数を公開データと照らし合わせることでGoogle+にサインアップした米国人の割合を予測。この数字から世界の加入者数を計算した。同氏はサービススタート時点からデータを追跡しているため、成長率はかなり正確だとしている。7月4日時点の米国ユーザーと非米国ユーザーの比率は1対2.12だったという。

 Googleはまだユーザー数を発表していないが、9日にはユーザーの急増にディスクスペースが追い付かずにトラブルが発生するなど、少なくともGoogleの予想を超えた成長ぶりであることは確かなようだ。

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