2012年の27時間テレビ夢列島でやりそうなこと

1.田村淳MCによるベストハウスをベースにした報道バラエティショー
ここ最近、田村淳という男の意識的なコメンテーター然&ちょっとしたキャスター気取りなキャラクターというのが凄く気になりだしてきている。そろそろ、青島幸男石原慎太郎的ポジションを本格的に狙ってくるかと思う。相方田村亮とのバランスシートが鍵になるだろうが、そこは彼の政治的嗅覚でうまく取り扱う可能性が高い。
2.はねトビメンバーによる、もう一つ大人の階段のぼるための試練的要素を含めた既存バラエティ路線
ある種、はねるのトビらは成熟期に向かいつつあるので、そろそろメインストリームとして出てきてもおかしくない。ここに波8組に入りたいと強迫観念に思いこんでいる香取慎吾を交えてのプロレス的CHABANバトルが展開というのは、現存のバラエティ班であれば、無難な選択としてやりかねない。
3.萩本欽一による「悪いのは、本当に萩本欽一か?」というリテラシー型バラエティショー
一番期待しているのは、これである。
これは、明日、日テレでやる萩本欽一と現有バラエティ勢力とのコラボレーション番組に触発された部分もある。なんといってもこの番組、総合プロデューサーが土屋敏男(T部長)というのもポイントである。ここでの萩本欽一のエキセントリックさ、それに田村淳や東野幸治らがどう立ち居振る舞うのかというのが非常に興味ある。そして、この番組を成立したきっかけとも言えるのが、去年フジテレビで放送された「悪いのは萩本欽一である」というBPO対応型バラエティショーである。いわゆる被告・萩本欽一というスタイルで欽ドンや、コント55号オールスター家族対抗歌合戦等の萩本欽一が今までやってきた番組が、昨今のワースト・バラエティの礎になってきたというていで自己弁護をする内容で、このときに承認として三宅恵介と一緒に出ていたのが土屋敏男である。で、そうなると、既存のCXバラエティ番組に萩本欽一を無理矢理組み込ませ、どのような化学反応を起こすか?それとも、どう萩本欽一をつぶすか?いわゆる旧体制と現有勢力とのがちでシュートなバラエティを見てみたくなっている。それこそ、萩本欽一ビートたけしとの共演というのが実現できたらと思っている。体力的にも来年がラストチャンスかも知れない。