ワンタップでメモリを開放できる「Advanced Task Killer」

アプリ名:Advanced Task Killer(Ver.1.9.7B92)
金額:無料(2012年4月10日時点)
カテゴリ:仕事効率化
開発:ReChild
使用端末:Xperia acro SO-02C
おすすめ度:★★★★☆

 「Advanced Task Killer」は、動作しているアプリをワンタップで終了させることができるタスク管理アプリだ。不要なアプリをこまめに終了させてメモリを開放することで、Android端末を快適に利用できるようになる。

キャプション
ホーム画面。起動中のアプリの一覧が並んでいる。上部の「KILL selected apps」をタップするとこれらのアプリをまとめて終了させられる。画面下部の広告のない有料版も用意されている

 アプリを立ち上げると、現在起動しているアプリの一覧が表示される。右端のチェックボックスにはすでにチェックが入った状態になっており、画面上部の「KILL selected apps」をタップするとこれらのアプリをまとめて終了させることができる。画面の上部には現在利用可能なメモリ量が表示されているので、不要なアプリを終了させることでどの程度の空きが確保されたのか、直感的にわかるようになっている。

 不要アプリの終了は30分~4時間の範囲で定期的に実行できるほか、画面がオフになった時点で実行することも可能だ(スケジュール設定とは排他となる)。この自動終了(Auto Kill Level)は「Disable」「Safe」「Aggressive」「Crazy」の4段階を指定できるので、安全と思われるアプリだけを終了するのか、それとも多少のリスクを覚悟してなるべく多くのアプリを終わらせるのかを自由に選べる。

 またリスト上でアプリ名をタップした際の挙動は設定画面から変更できたり、ホーム画面でアプリを表示する行の高さを変えて一画面にたくさんのアプリを表示するようにできたりと、カスタマイズ性にも優れている。画面が英語なのはややネックだが、分からなければ分からないなりに使えるという意味で、上級者はもちろん初心者にも使いやすいアプリといえる。

 いっぽうで他のアプリと比べた場合、アプリごとのメモリ消費量が一覧に明示されていなかったり、デスクトップ上に配置するウィジェットを見ただけではメモリ消費量がわからないなど、細かい部分では見劣りする部分もなくはない。ともあれ無料で使えるのは大きなメリットなので、競合である「高級タスクマネージャ」などと使い比べて、フィーリングを確かめるとよいだろう。

  • リスト上で終了させたくないアプリは手動でチェックボックスを外せるのはもちろん、無視リストに登録することもできる

  • リスト上でアプリ名を長押しするとタスク終了以外にさまざまな処理を実行できる。ちなみにシングルタップ時の挙動は設定画面から変更することも可能

  • 自動終了させるアプリはDisableを含め4段階で選べる。安全に終了させたい場合は「Safe」を、とにかく多くのメモリ容量を確保したい場合は「Aggressive」や「Crazy」を選ぶとよい。もちろん自己責任だ

  • 自動終了の間隔は30分~4時間の範囲で指定できる。画面オフ時に実行させることもできるが、このスケジュール設定とは排他処理になるのがやや特殊

  • 設定画面。ホーム画面でアプリを表示する行の高さを変えられるなど、カスタマイズ性にも優れている。設定画面が英語なのはややネック

  • ウィジェットも用意されており、ホーム画面上でワンタップするだけでアプリを終了できる。ちなみに右側のウィジェットは競合に当たる「高級タスクマネージャ」だが、こちらがメモリ消費量を表示できるのに対し、本アプリのウィジェットは終了時に画面下部に実行結果が表示されるのみとやや寂しい

>>「Advanced Task Killer」のダウンロードはこちらから

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