上写真は10月1日、都内で行われたソニーのVAIOニューモデル発表会の様子。20インチのタッチパネル式テーブルトップPC（「デスク」トップではない。モデル名は「VAIO Tap 20」）の存在感にも驚きましたが、何より会場内で操作するモデルのさっそうたる姿。発表会につきもののハンズオン（試操作）ですが、いつになくカジュアルで自由な雰囲気は好印象でした。
しかし、それにもまして印象的だったのは、当日流されたプロモーション動画。テレビCMでもなく発表会のためだけにつくられた動画と聞いていたので、もう一度見られないのが惜しい気持ちだったのですが、ネット上に上がっているようです。動画を貼り付けますがフルスクリーンでの視聴推奨、です。
音楽を手がけたのは気鋭のミュージシャン、蓮沼執太さん。往時の「BRAVIAの素晴らし過ぎるCM」を彷彿とさせる...というと言い過ぎでしょうか（コメディアン小林賢太郎さんの舞台「ハンドマイム」も思い出させます）。
「VAIO Tap 20」（PDF）はテーブルトップPCという呼ばれ方をしている通り、家庭で語らい合いながら楽しむエンタテインメントユースが想定されているのでしょう。ただ、思い描いたのは、20インチのディスプレイを囲みながらアイデアを交換し合うブレストや、創造にあふれるプレゼンテーションの現場。いいな、デッカイって（ただし、持ち歩くのにはちょっと重すぎるのでしょうけれど）。
VAIO Tap 20の発売は11月3日ということで、いよいよWindows 8搭載機のリリースラッシュ目前です。発表会の様子は、以下のギャラリーからもご覧ください。
写真中のより小さなモデルは、同時に発表されたスライド式のウルトラブック「VAIO Duo 11」。スタイラスペンが付属しているようです。
2012年秋冬発売モデル｜ソニー
（年吉聡太）
