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Facebookは「特に影響ない」 ミクシィ通期営業益を上方修正

» 2011年02月04日 18時20分 公開
[ITmedia]
画像 笠原社長

 ミクシィの笠原健治社長は、2月4日に開いた決算会見でFacebookとの競合について問われ、「特に大きな影響はないのでは」と話した。

 映画「ソーシャルネットワーク」などをきっかけに日本国内でもFacebookへの注目が高まっているが、笠原社長は「Facebookのアクティブユーザー数は200万超ぐらいでは。mixiのアクティブユーザー数は1500万近く。コミュニケーション投稿数(つぶやきや「イイネ!」の数など)も順調に増えている。Facebookは特に大きな影響はないのでは」と冷静に見ている。

 Facebookの国内ユーザー数(Facebook内広告の配信数で調査)は、昨年10月13日時点で159万人、今年2月4日時点で218万人。5カ月で約50万人増えている。mixiが200万ユーザーを突破したのは2005年12月で、4カ月で100万人増えていた。

 ミクシィは同日、2011年3月期通期の業績予想を修正した。昨年8月に起きた大規模なサービス障害の影響で広告の営業活動に支障が出たため、売上高は従来予想比2%減の173億5000万円に下方修正する一方、「mixiアプリ」プロバイダーへの報酬の計算方法を変えた効果で、営業利益は15.5%増の32億円に上方修正する。

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