テキスト系妄想メディア「ワラパッパ (WARAPAPPA )」より

おう! 今日もマヌケなツラぶら下げやがってクソッタレどもが!

ホントお前らマジなめてんじゃねーぞ! ワンパンくれっぞワンパン! マジ俺の拳凶器だから。石膏ぐらい楽に砕くから!

え、キャラがいつもと違う? うるせー! 俺は前からこんなんだ!

まあいい。お前らにとってはラッキーなことに、今日の俺はちょっと機嫌がいい。

なので今回はとっておきの情報、「異性を確実に自分にハマらせる悪魔の恋愛術」をクソッタレでしみったれのお前らに教えてやる。

これは知人に聞いてなるほどと思ったんだが、恋愛っつーのは“感情の振れ幅を大きくしてやると、相手を自分にハマらせることができる”らしいんだ。

どういうことかというと、たとえばすげー冷たくあたっておいて、その後優しくする。そうすると相手の感情はマイナスからプラスに大きく動くわな。その落差が大きければ大きいほど相手はどんどん自分にハマっていくというわけだ。不倫なんかはその典型だ。デフォルトの感情がマイナスに振れているから、相手からの甘いセリフが普通の恋愛以上に響いてしまうんだ。

どうだ? お前らも過去のクソッタレな恋愛を思い出してみるといい。ものすごくハマってしまった相手がいたなら、そいつの言動や性格を思い返してみやがれ。お前はそいつに感情を揺さぶられていなかったか? その薄っぺらな脳みその薄っぺらな記憶を辿ってよーく考えてみやがれ。心当たりがあるんじゃないか? あーん?

そしてここにこそ、「良い人はモテない法則」の理由がある。良い人は相手を良い気持ちにしてあげようとするからな……。それじゃダメなんだよ。料理だっていくらおいしいものでも同じ味ばっかりじゃ麻痺してくるだろ。漫画だって読者にとって嬉しい展開ばかりじゃ退屈になるんだ。跡部様が坊主になったとき、ファンサイト界隈は阿鼻叫喚と化したが、あれもそういうことだ。面白い漫画を見てみろ、読者の心を揺さぶってくる展開が一つや二つあるはずだ。悲しいイベントがあるからこそハッピーエンドが輝くんだ。まあ最近はそういうのが疲れるからってことで、ゆるい日常系の作品が流行ってたりもするがな……。

話が逸れた。

まとめると、この恋愛術のポイントは「振り回す」ということだ。さらにクソッタレなお前らにわかりやすい言葉でいうと「ツンデレ」だ。ツンデレ最強ということだ。まあこんな方法を意図的に使うヤツはろくなもんじゃないかもしれんがな……。

わかったか? だから「俺、なんであいつにこんなにハマってしまったんだろう」と思ったときは、このツンデレ地獄に陥ってないか冷静に振り返ってみるといい。

今回の話はここまでだ。じゃあなクソッタレども!

今日はつい口汚くお前らのこと罵倒してしまったけど、本当はそんなお前らのこと……嫌いじゃないぜ!









どう? 好きになった?


続きを読む

この記事の元ブログ: 異性を確実に自分にハマらせる悪魔の恋愛術


最新の人気記事はコチラ
きみ、なにバックス?
『笑点』の観覧時に歌丸師匠の横の席になってしまった場合について
インタビュー MR.SUMIことスミマサノリさん
デイリーポータルZさんと喧嘩する
フリーイラスト素材だけで「天空の城ラピュタ」
「月9ドラマジェネレーター」を作ってみた
モンスターハンターで学ぶ請求書の書き方