少人数の制作会社こそ終礼は重要

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当社ではずっと朝礼はやってきたのですが、先月くらいから終礼もやることにしました。
そんなに大それたものではなく、各自が定刻時間に、朝礼あげた本日の目標タスクの進捗を報告し合う程度です。

会社によってはやっているところもあると思うのですが、終礼をやっている制作会社はあまり聞いたことがありません。
(自分が知らないだけかも知れませんが。。)

少人数の制作会社だからこそ作業速度やきっちり作業するということが求められますので、そういう点でも終礼は必要だと感じます。

実際やってみて、すごく良いシステムだと思ったので、そのメリットとこうなったらいいな、という部分を書いてみました。


タスクのやり忘れをなくす。

そもそも終礼をやるきっかけになったのが、その日にやらなければならなかったタスクの漏れ。
制作業務はひとりでやるわけではなく、デザイナー、エンジニア、コーダーと作業は協力してやる必要があります。

作業の過程でちょっとしたデザイン素材の追加作成などプログラミングをしていたら気がついた追加の制作作業などが多々あります。
ちょっとしたことであれば担当同士で「このボタン作っておいて」などやり取りが発生します。

ここで、いろいろな作業を同時並行していると当然「漏れ」が出てきます。
この漏れは結局、お願いしたほうが投げっぱなし、お願いされたほうも忘れてる、という結果から来ているので、まずは最後にきちんと当人同士確認する必要があります。

そこで終礼をやれば、その時に頼んだ人と頼まれた人が作業の確認をしあえるので、タスクの漏れが少なくなってきます。

 

定時で帰ることのきっかけになれば。

制作をしていると、それぞれ作業の役割が異なりますので、人によっては忙しかったり、余裕があったりとタイミングによって忙しさはまちまちです。

みんなが一生懸命作業している時に、自分だけ涼しい顔をして帰れる人もあまりいないと思うのですが、プログラマーがデザイン作業を手伝うのは難しいように、残っていても手伝ってあげることができない場合はあります。

よくありがちなのが、なんとなく帰りにくい雰囲気なので、時間合わせに残って、ほどほどの時間で帰るという風習。
これをなるべくなくしたいな、と思っています。
義理で残っていてtwitterで遊んでいるなら早く帰った方がよいですよ!

人間ですから誰でも自分が忙しい時に先に帰られると、「なんだかな、、」と思うところは正直あると思います。

がんばって作業している人には申し訳ないとは思いますが、お互いやっている分担は異なるのでお互い様です。
用もないのに遅くまで残って翌日に支障を来すなら、「帰れる人は帰る」、この習慣と雰囲気を少しづつ定着できればと思います。

特に当社はWebサービスの企画もやっているので、アイデア出しも必要です。
アイデアは出せと言われて出せる人もなかなかおりませんし、よほど好きでない限り、自分にゆとりがないのに出るものではありません。

ほどほどに仕事してアイデアを考える余力も持っておいて欲しいと思っています。

 

間に合わせる作業スピードを付けられるように。

遅くまで残って働いている人は作業量が多かったりする場合もあるので一概には言えませんが、残業は長く作業してしまう癖につながります。
癖がついてしまい、急いで間に合わせるぞ!となった時、肝心の作業速度が長時間かければ出来る、ということでは困ってしまいます。

Web制作をやっていると、時々「大至急!」なんて言われて、その日にその日の時間指定の作業があったりします。
こういう時に、間に合わせることが出来るスピード感がないといけません。

そういう意味でもなるべく長く作業をする癖をなくしたい。

長く作業すれば出来るのは当たり前で、少人数で決められた時間の中で作業をこなせるチームになったら良いな、と思っています。
たったのこの人数でやってたの!?とびっくりされるような作業をしていきたいものです。

 

—————-

いろいろ書いたのは理想論で、やって良かったのかどうかはまだ分かりません。
制作作業をしていると集中して周りが見えなくなったりもするので、一旦定刻で終礼を入れるのは色々な意味でよかったのではないかな、と感じています。

執筆者:高本

株式会社8bit 取締役の高本です。 社内のWebサービス企画、プログラミングや、売上・請求管理にいたるまで幅広く担当しております。

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