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政府、台風6号被害の7市町村を激甚災害に

2011年8月12日 18:44

 政府は12日朝の閣議で、先月の台風6号による被害が大きかった地域のうち、高知県と和歌山県、三重県の計7市町村について、「激甚災害」に指定した。

 先月17日から20日にかけての台風6号による暴風雨では、土木施設や農業関連施設に大きな被害をもたらした。このうち、高知・安芸市では土木施設に約10億1000万円、三重・大台町では農地などに約1億9000万円の被害がそれぞれ見込まれるなど、特に被害額が大きくなっている。国はこれら計7市町村の被害を激甚災害と指定し、復旧事業に対する特別の財政援助の対象とすることを12日朝の閣議で決めた。

 指定により、復旧工事に対する国からの補助率がかさ上げされるなど、今後、見込まれる地方自治体の負担が軽くなる。