ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

知人の遺墨集をご主人から貰って改めて2人の愛情を感じました

2011-01-10 15:16:30 | 友人

9年前にくも膜下出血で突然亡くなった知人のご主人と、正月に駅前の大通りで出会いました。 丁度1周1キロの公園を3周して、事務所に向かうときでしたので、健康維持の話から竹踏みを10分行っているということから、その写真を送ってもらうことで別れました。 囲碁が強いのでその後の伸展ぶりも、お聞きしたのですが。

数日後、写真と共に奥さんの墨の字や絵を中心にして、ご主人が回想しながら追記した遺墨集を送ってくれました。 奥さんとは私が以前住んでいた住宅団地で、畳から出たダニ対策委員会や、その後に進展した自治会準備委員会の発足時に、私の家に7,8人のご婦人方とやってきて、「是非、参加して自治会をつくってほしい」とこられたときや、またその後の地域の生活協同組合の活動を通して、親交がありました。

お習字を子供たちの教えていることは知ってはおりましたが、どちらかというと優しい感じの字の印象が強く、遺墨集を見て改めて味のある字を書かれているのに、びっくりいたしました。 ご主人の記述によれば九段になっていたというではありませんか。 こんな素敵な字を書かれているのであれば、私にも何か書いて貰っても良かったのなあと、思ったりするのです。

ご主人の回想文も、私だったらここまで細やかに記述できないだろうなあと思うような、奥さんに対する愛情が溢れ、思わず私ももっと話をしたかったと、改めて感じました。 とても清々しい気分に包まれました。


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