4足歩行ロボットがチームプレーで災害救助建築研究所
建築研究所（茨城県つくば市）は、複数の4足歩行ロボットを連携させて動かし、地震などの災害時に人命救助や建物を調査できる技術を開発した。複数のロボットがチームを組んで活動し、調査能力を高める。夜間や狭い危険な空間も調査できる。素早い救助や建物利用の可否の迅速な判断にも役立つ。3年後をめどに実用化する。 4足歩行ロボットは中国のスタートアップ、ユニツリー・ロボティクス製。イヌを思わせる外観で、4つの…
働く障害者が増えている。民間企業の雇用者は2023年6月1日時点で64万2178人と前年より4.6%増えた。20年連続の増加で、雇用者に占める割合も2.33%と過去最高だった。構造的な働き手不足もあって障害者の活躍の場はさらに広がりそうだが、収入面を含めて安心して安定的に働ける環境の整備が一段と重要になる。 国は一定規模以上の事業所に対し、従業員の一定割合の障害者を雇用するよう義務付ける。この法…
任期満了に伴う東京都知事選は6月20日の告示まで1カ月となった。現職の小池百合子氏は3選を目指すかどうか態度を明らかにしていない。野党が擁立を目指す統一候補も決まっておらず、小池氏の去就次第で選挙戦の構図は大きく変わる。 都知事選は7月7日に投開票される。5月20日時点で広島県安芸高田市の石丸伸二市長らが立候補の意向を示している。 小池氏は自らの去就に関し明言を避けている。17日の記者会見で「い…
若者の奨学金返済で、自治体が支援内容を充実させている。千葉県は2024年度に教員採用者の奨学金の全額負担を始めた。兵庫県は中小企業の従業員を対象に最大補助で負担をほぼゼロにする。大学進学者の半数が受給する奨学金の返済負担を軽減し、人材を確保する。 千葉県教育委員会は、日本学生支援機構の第一種奨学金の給付を受ける小・中・特別支援学校の新規採用教員を支援する。採用2年目から10年間、県教委が同機構に…
高速道路のサービスエリア（SA）やパーキングエリア（PA）で、トラックの駐車場不足が深刻になっている。4月の運転手の残業規制強化で休憩所の需要が増え、SAに入れない車が相次ぐ。仮眠や待機目的の長時間駐車も規制前から絶えない。中部地方は東西を結ぶ物流の大動脈が交差し、高速道路会社は駐車場の増設など対策を急ぐ。 午後11時過ぎ、東名高速道路の東郷PA（下り、愛知県日進市）の大型車駐車場は満車状態だっ…
九州大学箱崎キャンパス跡地（福岡市東区）が、先進技術を活用した街に生まれ変わる。住友商事を代表とする企業グループがデマンド交通などのスマートサービス技術で評価を受け、九大側との跡地再開発の優先交渉権を勝ち取った。アリーナ建設案もあったが、九大側は集客力よりも同跡地の一部で行政と整備を進める最新技術を使ったモデル都市との整合性を選んだ形だ。 住商陣営に入るのは、JR九州、西日本鉄道、西部ガス、清水…
共働きや単身世帯の増加を背景に、冷凍食品の市場が活況をみせている。そんな中で注目されているのが、厨房機器大手のホシザキが開発した…
