朝6時半開店&静岡駅近!激ウマ静岡おでんの名店おにぎりのまるしま

朝6時半開店&静岡駅近!激ウマ静岡おでんの名店おにぎりのまるしま

更新日:2016/12/21 12:01

具材を串に刺し、継ぎ足しの真っ黒な出汁でじっくりと煮込むスタイルの静岡おでん。大正時代から愛されてきたといわれ、当時と変わらず駄菓子屋の中にあったり、静岡市中心部の青葉公園近くには青葉おでん街・青葉横丁といった静岡おでんのお店が軒を連ねる一角も。おにぎりのまるしまは、静岡駅徒歩2分と好立地にあり早朝6時半から開店。おでんは全品60円!朝食セットもあり、モーニングから静岡おでんを楽しむ事ができます。

昭和38年創業「おにぎりのまるしま」

昭和38年創業「おにぎりのまるしま」
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創業昭和38年、現在仲の良いご夫婦で営まれていますが、もともとこの地ではご主人のお母様がお饅頭屋を営まれていました。

静岡駅の新幹線口、南口からでてロータリーを右側に沿って進み、1つ目の信号機のある交差点を右折。少し歩くと五差路の交差点にぶつかりますが、そのまま真っ直ぐ進み、すぐ左手側に見える「おにぎり」という白い暖簾と赤い「おでん」の旗、そして昔ながらの懐かしい佇まいが目印です。

店頭にあるショーケースには、おにぎり・おいなりさん・のりまき・天ぷらが並びます。ご近所の方や近隣のビジネスマンの方などが気軽にテイクアウトをしていく姿が頻繁に見られ、地域に昔から溶け込み愛されている雰囲気がたっぷりです。

早朝4時半から下準備し6時半に開店

早朝4時半から下準備し6時半に開店

早朝6時半から営業し、ビジネスマンや旅行者にも大変うれしい時間帯から開店。朝4時半には火をつけ、下準備を開始しています。

こちらの大きめの蒸し器には、下からじゃがいも→赤飯→お揚げ→お揚げの順に具材をいれ、一気に蒸かします。蒸し器の下には沸騰したお湯がはられた釜があり、四角い鉄板を挟みます。鉄板には真ん中に小さめの丸い穴があいており、そこから強い蒸気を一気に出すことが、効率よくまんべんなく蒸すポイントだそうです。

蒸し器の左側の鍋にも水がはられていて、右側とは中で穴で繋がっているため、蒸している間に同時に温められます。蒸している間に水分が蒸発するため、途中で左側で沸かされたお湯を継ぎ足せる工夫も。その他の下準備も手抜きは一切なく、長年培われてきた丁寧で手際の良い熟練の技が調理場から伝わってきます。

お得な朝食セットは300円!

お得な朝食セットは300円!
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テーブルは4卓あり、畳の小上がりの席が1つ。テーブル席の1つにおでん鍋が備え付けられています。店内が混み入っている場合は相席となりますが、やはり一番の特等席はお店入って左側にあるおでん鍋のテーブル!

朝食セットもあり、おにぎり2個・お味噌汁・おしんこ付で300円!これぞ手作りっ!という温かみのある形とやわらかめに握られたおにぎりは、さけ・おかか・うめ・こぶ・とりの5種類の中から2つ選択します。おしんこも、もちろん愛情いっぱいきゅうりと大根のお手製。

朝食セットといいつつも営業時間内なら注文する事が可能で、ショーケースのおにぎりがなくなっても温かいおにぎりをすぐ握ってくれます。おにぎり(各90円。赤飯は110円)・お味噌汁(80円)・おしんこ(40円)は、単品でも注文可能。全て税込みの値段です。

静岡おでんは串刺しスタイル

静岡おでんは串刺しスタイル
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具材に全て竹串が刺さっているのが静岡おでんスタイル。常時20種類程のおでん種が入っています。全ての具材が1本税込60円と明朗会計で、ビックリする程のかなりのお安さ!

竹串は、玉子用の太めのタイプ、モツ用の先端が尖っているタイプ、その他の具材用の標準タイプと3種類ありますが、なんと玉子用の竹串は手作り!竹を割り、長さを揃え、1本1本丁寧に仕上げるところまで手作業なんですって。

おにぎりのまるしまは、かつおぶしと豚ひき肉でお出汁をとっています。表面に小さなつぶつぶが浮いているのが、実はひき肉。かつおぶしの奥深い味に、豚ひき肉からのたっぷりジューシーな旨味エキス加わり、しっかりと各具材の中に染み渡っています。

静岡おでんスタイルで食べよう!

静岡おでんスタイルで食べよう!
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おでん用のお皿を用意してくれるので、竹串からそのまま、取りづらい場合は菜箸を使用しましょう。お皿にのせたら、だし粉をお好みの量かけるのが静岡おでんスタイル!カラシもお好みで。

写真は、左から厚揚げ、志のだ巻、黒はんぺん、もつ、たまごです。静岡ならではの具材でご紹介したいのは、青魚を材料に作った静岡のソウルフード黒はんぺんや魚のすり身を油揚げで巻いた志のだ巻。志のだ巻もなかなか食べる機会がない具材で、お揚げにお出汁がたっぷり染み込んでいるので、かなりオススメの一品です!

出汁が真っ黒で味が濃すぎるのでは!?という疑問は、一口食べれば払拭。あっさりほっこりするような絶妙なお味で、ついついお鍋に何度も手がいってしまう美味しさです。

おでんのテイクアウトも可能!

おでんのオススメは?とお聞きすると、「自分の好きなものを食べるのが一番!それが一番美味しいんです」と奥様。ショーケースに並ぶおにぎりなどと一緒に、静岡おでんのテイクアウトも可能です。

鶏めしを握ったおにぎりのとりは人気が高く、午前中の早い段階で売り切れてしまう場合があるので、食べたい方は早めに行くといいですよ。ただし、反対に午後にお店にいけば、おでん鍋を独り占めできる可能性も高いとか!美味しい静岡おでんと優しくて気さくなご夫婦に会いに、ぜひおにぎりのまるしまへ。

掲載内容は執筆時点のものです。

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