現地さながらの大盛上がり!

“THE IDOLM@STER 7th ANNIVERSARY 765PRO ALLSTARS みんなといっしょに!”ライブビューイングリポート_01

 2012年6月23日・24日、横浜アリーナにて、『アイドルマスター』(以下、『アイマス』)シリーズ7周年を記念するライブイベント“THE IDOLM@STER 7th ANNIVERSARY 765PRO ALLSTARS みんなといっしょに!”が開催された。『アイマス』シリーズはこれまでに何度もライブを行っているが、今回の7thライブでは初の試みとして、全国50ヵ所の劇場にて同時生中継“ライブビューイング”を実施。北は北海道から南は沖縄まで、ライブビューイングの会場にはたくさんのファンが詰め掛けた。本稿ではその中から、新宿バルト9で開催されたライブビューイングの模様をお届けする。

 新宿バルト9の方に聞いたところ、ライブビューイングはもともとアーティストのライブなどで実施されていたが、近ごろはアニメ系イベントも非常に増えているとのこと。そんな中で行われた今回のライブビューイングだが、6月23日の公演はキャパシティの400席が完売したそうで、24日もほぼ満席。新宿バルト9の会場は、たくさんのプロデューサー(『アイマス』シリーズのファン)で埋め尽くされていた。

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▲会場では、『アイマス』関連グッズの各種チラシを配布。

 ライブが始まると、スクリーンに横浜アリーナの様子が映し出される。横浜アリーナの会場内にはカメラがいくつも設置されており、スクリーンにはそれらカメラの映像がつぎつぎと切り替わって投影されていくという形で、ライブDVDを生中継しているというイメージだ。プロデューサーたちは持参したケミカルライトを振ったり、立ってコールやウェーブを行うなど、現地のプロデューサーといっしょにライブを盛り上げていく。とくに、ステージ前のカメラにキャスト陣が手を振る様子が映し出されたり、ライブビューイングのプロデューサーたちに向かって呼びかけたときは、ひときわ大きな歓声が上がっていた。劇場のボルテージはライブの進行とともに高まり、アンコールで最高潮へ。その盛り上がりたるや、歓声でライブの音声が聞こえなくなってしまうほどだった。

 すべての曲目が終わり、スタッフが「本日は新宿バルト9にお越しいただき、ありがとうございました!」とライブビューイングの終了を告げると、プロデューサー陣はおなじみの「アイマス最高!」コール。つぎの映画がすぐに始まるということですぐに客の入れ換えが行われたため、余韻に浸っている時間はなさそうだったが、それでも訪れた人たちは、皆笑顔で会場を後にしていた。

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 こうして、大成功のうちに幕を閉じた『アイマス』ライブビューイング。今回のライブビューイングは、プロデュンヌ(女性プロデューサー)が多かったことが印象的だった。2011年に放映されたテレビアニメ版『アイマス』は大ヒットしたが、その影響か、ファン層が拡大しているようだった。今後も多くのファンが、『アイマス』を盛り上げてくれるだろう。

 ライブビューイングは、遠方のプロデューサーでもライブをリアルタイムで楽しめるという非常にうれしいイベントなので、今後もぜひ実施を期待したいところだ。