夏のドライブは開放的で気分も盛り上がるものですが、炎天下にしばらく駐車しておくと、車内は「灼熱地獄」に...。こんなとき、車内を一気にクールダウンさせるコツといえば、伝説の知恵袋番組「〇〇家の食卓」などでも紹介されていた、そう、アレです。

 助手席の窓を全開にし、運転席のドアを5回ほど開け閉めするという方法は、車内の温度を急激に下げるための裏技として、日本ではすっかりおなじみ。運転席側のドアを開ける力によって車内の熱い空気が外に出て、その分、助手席の窓から涼しい空気が入ってくるというのが、その仕組みです。

冒頭動画の実験では、気温30.5度の環境で、41.6度まで上昇した車内の温度が、33.5度まで下がりました。なお、この方法を使って車のドアを開け閉めするときは、くれぐれも手をはさまないようにご注意をを。また、周りに人や車がいないか確認してから行ってください

どうやら、日本のテレビ番組で紹介されたこの裏技は、めぐりめぐって、米Lifehackerまで届いたようです。以前、ライフハッカーでは、「車内を可及的速やかに冷やす方法」をご紹介しましたが、これよりもずっとお手軽な方法に、米Lifehacker編集部も「こんなにカンタンなコツがあるんだ!」と驚いている様子です。きっと、この他にも日本では当たり前だけれど、海外にはあまり知られていない生活の知恵や裏技って、たくさんあるんでしょうね。

King of living ideas - let the car drop rapidly approach the temperature (Google translated from Chinese) | YouTube via Reddit

Adam Pash(原文/訳:松岡由希子)