【天才の直筆】浦沢流、堪能のチャンス | 大魔神カノンのブログ

【天才の直筆】浦沢流、堪能のチャンス

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さぁ、たまに寝坊もするけれど(^-^;) またしても日曜日がやって参りました!

『大魔神カノン』のブログで触れることは恐縮と言いつつも、どうしても書いてしまう『激走戦隊カーレンジャー』の話題(*_*)

この手が、この指が、この体が…勝手に動き出すんだ♪(←これはMEGAだけど(^-^;)

ということで、今週も先週の凄じき『海賊戦隊ゴーカイジャー』の余韻を引っ張る感じで、カーレンジャー関連の話題を少々。

そもそもオリジナルの『カーレンジャー』が、ああなったのは、筆者がそれ以前にフジテレビ系日曜朝9時にオンエアされていた「不思議コメディシリーズ」に携わっていたことに遡ります。

「不思議コメディシリーズ」とは『ロボット8ちゃん』に始まり、『有言実行三姉妹シュシュトリアン』まで、12年間続いたキャラクターの登場するホームコメディです。

大きく言ってしまうと『がんばれ!!ロボコン』とか、『へんしん!ポンポコ玉』みたいな番組なのですが、ある1人の天才脚本家の存在によって、内容は「ホームコメディ」から連想される「ほんわかモラリズム系」をブッチぎり、捩じ伏せてしまうような、笑撃の作品となっています。

その脚本家の名は浦沢義雄

筆者としては『美少女仮面ポワトリン』や『不思議少女ナイルなトトメス』、そして『うたう!大龍宮城』でお付き合いさせて頂きました。

その独自の笑いのセンスもさることながら、浦沢さん自身は裏表がない、潔い人で、自分にとっては「こうありたい大人」の1人でした。

ブレないし、裏切らない。即ち、それは自らを簡単には譲らない人ということにもなるのですが、その信条に従って生きる姿勢は、初めて作品をプロデュースする自分にとっては、圧倒的に頼りになる存在でした。

そんな浦沢さんにメインライターを務めて頂いたことで、『激走戦隊カーレンジャー』は、ああなったのでした(^-^;)

歴史ある“正義のヒーローもの”であるにも拘わらず、浦沢さんは浦沢さんの視点で彼らの物語を綴りました。

その作風は、真似の出来ない、極めてオリジナルなもので、故に『カーレンジャー』を始め、浦沢作品のファンは世に多いのです。

そんな浦沢ファン、もしくは、これからファンになっちゃうぜ!という方にご案内したいのが、こちら!

浦沢さんの生原稿が電子書籍で読めるサービスです!

http://urasawa.wook.jp/


『ペットントン(第30話)』の「横浜チャーハン物語」という、往年の名作から、オリジナル作品である、『金魚姫のシャーベット』や『北千住物語』などが掲載されています!

浦沢さんの手書き原稿をPCで読む…という感じはハイテクとローテクが混ざり合っていて、正にシュールな感じがしないでもありません(^^ゞ

「帰ってきたカノンの夕べ」で坂本監督が、『おもいっきり探偵団 覇悪怒組』に絡めて語られていた、浦沢脚本独特のト書きの妙味を味わえるチャンスは、滅多に無かったので、是非この機会に浦沢流をダイレクトに受け止めて頂ければと思います。

画像は今年2月頃の浦沢さん(左)と坂本監督との会に呼んで貰った時の1枚。

「金儲け、していきたいからさ…電子書籍で。だから、お前も、ちょっと宣伝しといて。電子書籍の。何でもいいから」

やはり正直に生きてる人って、清々しいですね(^-^)/

追伸1)
因みに浦沢さんが脚本を手掛けた、『実写版・忍たま乱太郎』は、7月23日(土)公開だそうです!
http://wwws.warnerbros.co.jp/nintama/index.html

追伸2)
カーレッドことレッドレーサーと言えば猿顔の岸祐二ですが、先週も告知されていた「恭介の赤い衣裳とスタッフ用キャップ」がオークションサイトに出品されました。
http://p.tl/wp1v

追伸3)
因みに先週のカーレンジャー回の視聴率は、カーレンジャー史上で最高の6.1%。ゴーカイジャーにも貢献できたみたいで良かったです(^-^)

(高寺)