28日午前9時、南鳥島近海で台風21号「チェービー」が発生しました。今後、発達しながらに西よりに進む見込みです。台風の発生は今月9個目です。









台風21号の現状と今後の見通し

28日午前9時、南鳥島近海で台風21号「チェービー」が発生しました。21号は午前9時現在、中心気圧が1004hPa、中心付近の最大風速は18メートルで、時速20キロの速さで北西へ進んでいます。今後、発達しながら西よりに進む見込みです。なお、8月は台風が平年より多く発生しており、21号で9個目です(8月の平年発生数は5.9個)。ひと月に台風が9個も発生するのは1994年以来24年ぶりです。







台風の名前は

チェービーは、韓国が用意した名前でツバメ(燕)の意味です。台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)などが提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。

また、ハリケーンが東経180度を越えて北西太平洋に移動してきた場合やサイクロンが北インド洋から南シナ海に移動してきた場合、台風と名称が変わりますが、その場合は、以前の領域を担当する気象機関によって既に付けられた名前がそのまま継続使用されます。このため、140に含まれない名前が付けられた台風もあらわれます。(例:2018年台風17号。ハリケーン「ヘクター」が、そのまま台風17号「ヘクター」に。)






 











本日9時、南鳥島近海で台風21号(チェービー)が発生しました。28日15時現在、台風21号(チェービー)は1000hPaの勢力で南鳥島近海(北緯16度10分、東経156度20分)にあって北西へ20km/hで進んでいる模様。今後は発達しながら西北西に進み、日本の南の海上に達する予想です。その後の進路はまだ不明瞭ですが、日本列島に近づく可能性があるため今後の動向に注意してください。

明日は朝鮮半島~北陸~関東付近にかけて秋雨前線が停滞する予想。
北~東日本の太平洋側の東向きのエリアでは、オホーツク海高気圧からの北東の風波やウネリの反応が今日よりも上向く見込み。
また、東~西日本の南に向いたエリアでは、太平洋高気圧からの南~南西の風波やウネリの反応が、今日よりもさらに弱まりながら続く見込み。
一方、日本海側では、前線の北側となる東北では東寄りの風にウネリが抑えられたまま、前線の南側となる北陸~山陰では、西寄りの風波の反応が今日よりも多少弱まり、北東


















 

















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