任期満了に伴う千代田区長選(来年1月29日告示、2月5日投票)に、石川雅己区長(75)が8日、5選を目指して無所属で立候補すると表明。小池百合子知事の支援を受けると明らかにした。区長選では小池知事が「都議会のドン」と批判した同区選出の内田茂・自民都議らも候補者選考を進めている。都知事選から続く小池知事、内田都議の代理戦争の様相を呈す区長選は、来夏の都議選の前哨戦にもなる。
この日、都内のホテルで出馬会見した石川区長は「区政の変革を目指し、区民目線で、区民を主人公とした区政運営をしてきた」と実績をアピール。「継続して千代田区の区政運営という切符をいただきたい」と5選に向けた出馬の動機を述べた。
自ら都庁へ出向き、応援を取りつけたという小池知事と一緒に写ったポスターを掲示。待機児童ゼロの実現や情報開示に努める自らの政治姿勢が、小池知事の考え方と似ていると述べ、選挙期間中も「応援のアクションを期待しているし、多分、応援してもらえると思う」と連携をアピールした。