2010-02-13

R基礎文法最速マスター

基礎

外部スクリプトの読み込み

Rコンソールに一行ずつコマンド入力してもいいけど、実際に使うにはテキストファイルコマンドを書いて(ソースコード)一気に実行させる方が楽。

source('hogehoge.R')

hogehoge.Rというのがソースコードを書いたファイルソースファイル)の名前

ライブラリの追加

CRANという、CPANパクリがある。膨大な数のライブラリがあるので、好きなものをインストールするには、

install.packages('hoge',dependencies=TRUE)

とするのが楽。

変数宣言

不要。変数に使える文字も結構多い。日本語でもOK。

> あ<-1
> あ
[1] 1
代入
a<-1
b=2
1->a

どれでもいい。但し推奨されてるのは一番上。Rの人は「束縛」という言葉を使いたがる傾向があるけど、どっちでもいいと思う。

余談だけど、関数引数の中で代入できる、しかもその値をそのあとの引数で使える。これ実は便利。

> sum(a<-1,a)
[1] 2
変数の内容を確認

基本は変数名を入力すれば表示される。

> a
[1] 1
> str(a)
 num 1
> summary(a)
   Min. 1st Qu.  Median    Mean 3rd Qu.    Max. 
      1       1       1       1       1       1 

最後のsummaryはRっぽい。strっていうのはstringではなくstructの略(だと思ってる)。Rの変数はいくらでも複雑な構造になり得るけど、そのときにぱっと見がわかるように構造を出力してくれる。

ベクトル

Rの基本はベクトル

ベクトルを作る

ベクトルの作り方はいくらでもあるけど、例示するのが早いでしょう。

> x<-1:3
> y<-c(TRUE, FALSE, TRUE)
> z<-c("a","b","c")
> x
[1] 1 2 3
> y
[1]  TRUE FALSE  TRUE
> z
[1] "a" "b" "c"

他にもいっぱいあるし、関数返値ベクトルってこともよくある。

> runif(3)
[1] 0.2200965 0.6391403 0.1089252

一様乱数を三個作った。

ベクトルの要素にアクセス
> x<-letters[1:5]
> x
[1] "a" "b" "c" "d" "e"
> x[2]
[1] "b"
> x[4:5]
[1] "d" "e"
> x[c(1,3,5)]
[1] "a" "c" "e"

こんな感じで、[]の中に添え字でアクセス。1-indexなので注意。2,3番目の例では添え字にもベクトルを使って、複数の要素に一気にアクセスしてる。

ベクトルの要素に代入
> x[3]<-"z"
> x
[1] "a" "b" "z" "d" "e"

でOK。

終わりに

要望があれば続くかも。

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