10代の約2割が見たいテレビ番組は「Twitterで情報収集」

 MMD研究所は5月15日、スマートフォン所有者とフィーチャーフォン所有者を対象にした「携帯電話、スマートフォン所持者のテレビ視聴に関する実態調査」の結果を発表した。

 テレビ番組を視聴する際、どこから情報を収集するかについて質問したところ、「テレビ、HDD/DVDレコーダ、ブルーレイレコーダの電子番組ガイド」が55.6%と最も多く、次いで「朝刊のテレビ番組欄、番組紹介記事」が42.2%、「番組宣伝のコマーシャルや、テレビ番組の紹介番組」が21.8%という結果となった。

 「Twitterで、知人や友人が発信している情報から」は10.4%だったが、年代別に見ると10代では20.2%で、Twitterからの情報収集が高い傾向にあることがわかった。Facebookを含めたほかのソーシャルメディアではそれほど大きな差は見られなかった。

 テレビ番組を見逃す頻度について質問したところ、「よく見逃すことがある」が18.2%、「たまに見逃すことがある」が63.8%となり、合わせて82.0%のユーザーが「見逃すことがある」と回答した。

 見たいテレビ番組を見逃さないために、あったら便利と思う携帯電話やスマートフォンの機能は、「外出先から携帯電話・スマートフォンを使った自宅のテレビや録画機へのリモート録画予約機能」が58.0%と最も多く、次いで「自分自身でカスタマイズできるMy番組表」が24.4%、「携帯電話・スマートフォンのリマインドメール機能」が23.2%という結果となった。

 テレビとネット回線の接続については、「テレビにネット回線を接続している」と回答した人は23.6%、「録画機やゲーム機などテレビの外部機器にネット回線を接続している」は13.8%で、あわせて37.4%がテレビとネット回線を接続していると回答した。

 携帯電話やスマートフォンでのテレビや録画機の機器操作(リモコン操作など)ができたらどう思うかという質問では「とても便利(28.4%)」「まぁまぁ便利(48.8%)」で、77.2%のユーザーが「便利」と回答した。

 テレビを楽しむために、あったら使いたいと思うソーシャルネットワークサービス機能については、「自分が“これから見たいテレビ番組”を知人や友人に共有できる機能」が21.4%と最も多く、次いで「自分が“いま見ているテレビ番組”を知人や友人に共有できる機能」が19.6%という結果となった。

 調査は4月13~16日にスマートフォン所有者250人、フィーチャーフォン所有者250人の計500人を対象に実施された。

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