高校のときの担任の先生が、癌になってしまったという知らせを聞きました。 同級生みんなで先生にメッセージを書こうということになったのですが、なにを書いたらいいのかわかりません。 あまり病状がよくないらしいので、はやくよくなってくださいね、治療がんばってくださいなどと、言っていいものなのかと思い、悩んでいます。
これは、そんな事でいいの?と思われるかもしれないんだけど、先生にメッセージを書くにあたり、病気の事は書かないでいいです。むしろ、あなたがいま何をしているか、なつかしい思い出はなにか、あなたが最近何で幸せを感じたか、楽しかったか、最近美しさを感じたことはあるのか、どこかに行ったか、なにか大変だったか、それを乗り越えたか、乗り越えようとがんばっているところか、将来何がしたいか、そういう事を書くべきだと思います。メッセージは、寄せ書きにするんでしょうか?もしできれば、間に合うのなら、寄せ書きじゃなくて、一人一人、短くてもいいから封筒に入れて、お手紙をたくさん渡すのがいいのじゃないかな。
なぜかというとどうしても短いメッセージってみんな病気や体調の事を書いてしまうからです。それって、まあ、がんという、あまり治らない病気に対しては酷なことだし、そもそも、「はやくよくなってくださいね」とか、たくさん書いてあってもありがたいけど読んでてつまんないでしょ。それよりかは、1年間あなたがたをみてきた担任の先生なのだから、一人一人の顔を思い出しながら、今何してるのかな、何考えてるのかなという事を知れた方が楽しいし面白いですよね。
いま、先生の病気の進行度がどのあたりなのかわかりませんし、あなたがたにもはっきりとは知らされないですけど、もし悪ければやっぱりどこかの時点であと半年の命だと言われたり、自分で自分の事をできなくなったりする事もあるかもしれません。そのとき、どうするか。命の期限がわかったり自分でできないことが多くなったら、「もう生きている意味がない」と思う人は多いです。でも、人間にはその絶望を補いうるものがあります。それが、人とのかかわり合いとか関係性というものです。先生の病気を支えるのは、実は家族や医療スタッフ以外に、先生の人生で濃いつきあいをしたあなた方にほかなりません。そのとき手紙はどこかで病気や自分の人生に膝をついた先生を必ず助けるアイテムなんです。ぜひ「わたしたちがついてます」という気持ちをこめて、形式ばらず楽しいことばかりを書いてください。
関連サイト
・村田理論
http://www.bekkoame.ne.jp/~ta5111oz/inochi/muratariron.html
なぜかというとどうしても短いメッセージってみんな病気や体調の事を書いてしまうからです。それって、まあ、がんという、あまり治らない病気に対しては酷なことだし、そもそも、「はやくよくなってくださいね」とか、たくさん書いてあってもありがたいけど読んでてつまんないでしょ。それよりかは、1年間あなたがたをみてきた担任の先生なのだから、一人一人の顔を思い出しながら、今何してるのかな、何考えてるのかなという事を知れた方が楽しいし面白いですよね。
いま、先生の病気の進行度がどのあたりなのかわかりませんし、あなたがたにもはっきりとは知らされないですけど、もし悪ければやっぱりどこかの時点であと半年の命だと言われたり、自分で自分の事をできなくなったりする事もあるかもしれません。そのとき、どうするか。命の期限がわかったり自分でできないことが多くなったら、「もう生きている意味がない」と思う人は多いです。でも、人間にはその絶望を補いうるものがあります。それが、人とのかかわり合いとか関係性というものです。先生の病気を支えるのは、実は家族や医療スタッフ以外に、先生の人生で濃いつきあいをしたあなた方にほかなりません。そのとき手紙はどこかで病気や自分の人生に膝をついた先生を必ず助けるアイテムなんです。ぜひ「わたしたちがついてます」という気持ちをこめて、形式ばらず楽しいことばかりを書いてください。
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・村田理論
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