例えば「Flickr」と聞いたら「絞り」(カメラの)を思い浮かべる人もいるでしょうし、「Facebook」と聞けば「大学」を思い浮かべる人もいるでしょう。米Lifehackerのコメント職人isaaclymanさんによると、このように、Webサイトやサービスの名前から、連想する言葉や関連ある単語を使うと、強力なパスワードが作れるそうです。

 時々、パスワードをすぐに忘れてしまうからと、付箋紙に書いてパソコンのモニタに貼っている人が未だにおり、驚くのを通り越して呆れてしまいます...。パスワードをそのまま付箋紙に書いて貼っておくのはもってのほかですが、代わりに、パスワードの言葉が載っている辞書のページ番号を書いておきましょう

前述の通り、パスワードはサイトやサービスに関連している、自分が連想しやすい言葉にします。この時点で、パスワードとしてはある程度強力なので、パスワードの単語が書いてある辞書のページ番号をメモしておくのは、パスワードを忘れても困らないための、現実的かつセキュリティもかなり保てる方法と、専門家も言っています。

ここまですれば、パスワードを盗もうとするような輩が数字の書いた付箋紙を見つけて、それが辞書のページ番号だと気付いたとしても、どの言葉を選んだか(連想したか)が分からなければ、見破られません。万が一、奥さんや旦那さん、もしくは信頼できる友だちにだけパスワードを教える必要性が出てきたとしても、辞書を開いてその言葉を指差すだけでいいので、他にメモを増やす必要もなく、パスワードがバレる可能性も低いです。

そもそも関連する言葉や連想する言葉をパスワードにしておけば、忘れる可能性も低いと思うので、辞書のページ番号をメモする必要ももしかしたら無いかもしれませんね。パスワードを忘れがちな人は、ぜひこの方法をお試しください。

Store passwords in a dictionary [#tips]

Kevin Purdy(原文/訳:的野裕子)