ライフハッカー編集部様

ノートパソコンのバッテリーのもちが悪くなりました。何か故障でしょうか? それとも交換が必要なのでしょうか?

Need a Battery Boostより

Needさん、バッテリーはだんだん弱くなりますし、寿命もあります(寿命はだいたい3年ほどですが、最新のノートパソコンならもっと長いかも...)。あなたのノートパソコンのバッテリーがどのような状態かはわかりかねますが、以下に有用なツールを紹介するので、試してみてください。

 ■バッテリーのテストとモニタリング:Windows編

以前ご紹介したBattery Eater』は、負荷テストをしてバッテリーのもちを計測してくれる無料のWindowsツールです。もし、計測された値より実際のもちが悪いようなら、後述のバッテリーのもちをよくする方法を試してみてください。

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ライフハッカー読者の中には『BatteryBar』を勧める人もいます。これは、無料版とPro版があり、タスクバーに常駐するタイプのプログラムです。バッテリー残量を表示するとともに、充電と放電の履歴も記録するので、バッテリーの残り時間の予測に使えます。

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■バッテリーのテストとモニタリング:Mac編

Macなら、以前もご紹介したように、「アプリケーション>ユーティリティ」にある「システムプロファイラ」が使えます。「ハードウェア」セクションにある「電源」でバッテリーに関する情報をチェックしましょう。

Macノートのバッテリーのモニタリングには、『iStat Menus』をオススメします。このアプリはバッテリーの詳しいステータス情報だけでなく、OS Xの詳細なシステム情報も表示してくれます。

■さらに

もしバッテリーのもちが半分になってしまったら、リキャリブレーション(下記参照)を試してみましょう。25%を切るようであれば、バッテリーの交換を検討してください。もちろん、古くなったバッテリーは交換が必要です。

■バッテリーのリキャリブレーション

リキャリブレーション(キャリブレーション)をすれば、バッテリーのもちを回復させられるかもしれません。以前米Lifehackerが紹介している通り、まずノートパソコンをスリープ状態になるまで放置してから、バッテリーをフル充電します。次に、完全に放電します。そして、またフル充電してください。アップルは、ノートパソコンの使い始めと数カ月おきに、キャリブレーションすることを薦めています

Windowsユーザーは『BatteryCare』が使えます。このツールは、放電状況をモニターするだけでなく、キャリブレーションすべきタイミングも教えてくれます。Macユーザーには『Watts』($6.95)があります。このツールは、キャリブレーション履歴の管理に加え、「Growl」での通知やキャリブレーションのアシスト機能を備えています。

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■バッテリーをさらに長持ちさせる

ここまでやれば十分と思うかもしれませんが、バッテリーをさらに長持ちさせたいなら、次のことを試してみましょう。省エネモードに切り替える、スクリーンの輝度を下げる、ノートパソコンを冷却する、「休止状態」を使うなどです。さらに詳しく知りたい方は、こちらも参照してみてください。幸運を祈ります!

ライフハッカー編集部より 愛をこめて

Melanie Pinola(原文/訳:伊藤貴之)