スマートフォンで撮った大量の写真をWebにアップロードするのは大変です。とくに、『Dropbox』に写真をひとつひとつ手動でアップロードするのはウンザリしますよね。

Google+には「インスタントアップロード」という、撮影した写真を自動的にGoogle+のアルバムへアップしてくれるAndroid向けのサービスがあります。しかし、できればDropboxに写真をアップし、Dropbox上で写真を編集したり公開するものを選んだりしたいもの。そこで、筆者がいろいろと方法を探してみたところ、意外にも、スマホからDropboxへの自動アップロードは簡単だということがわかりました。以下では、その方法を説明します。

 ■Androidの『DropSnap』でDropboxに写真を自動アップロードする

Androidから写真を自動アップロードするのに最適なアプリは、ズバリ『DropSnap』です。DropSnapをSDカードのあるフォルダに関連づけると、そのフォルダの写真がDropboxに自動的にアップロードされます。そのほかにも、複数のフォルダを関連づけたり、Wi-Fiで接続した時だけ自動アップロードさせるようにしたり、新しい写真を検出する頻度を変更したりすることが可能です。

ただし、無料版ではアップロードはアプリを開いたときの一回きり。もっと頻繁に自動アップロードさせたいなら、プレミアム版(323円)を購入しましょう。

Androidで複数のカメラアプリを使っている場合は、アプリごとの写真保存フォルダをDropSnapの検出先に設定します。例えば、『CameraZoom FX』フォルダやビデオカメラのフォルダなどを同時に参照するように設定します。

■iOSの『CameraSync』でDropboxに写真を同期させる

iPhoneなら、『CameraSync』を使えば、とても簡単にDropboxに写真をアップロードできます。アプリを開いてDropboxアカウントに接続し、アップしたい写真をタップするだけです

CameraSyncを最初に開いたときに、カメラロールをDropboxに自動アップロードします。すると、次回からは新しい写真だけを自動検出してアップしてくれます。また、アップする写真のサイズを設定したり、Wi-Fi接続時だけアップするようにしたりなど、様々な設定が可能です。

このようにとてもシンプルです。セットアップも数分くらいでできます。さらに「Dropbox Automator」を使えば、Dropboxにアップした写真に対して様々な処理を自動実行させることができます。たとえば、どこかにメールしたり、Facebookにアップさせることも可能です。もし、この処理の自動化についてあなた流のTipsがあれば、ぜひコメント欄でシェアしてください。

Whitson Gordon(原文/訳:伊藤貴之)