アジャイルチームにおけるコードレビュー
@daipresents さんが「アジャイルなレビューをサポートするツールを5つ」というブログ記事を書かれていました。
コードレビューによりコードの品質を改善することは知られていますが、@daipresents さんのチームのように実際にコードレビューを行っているチームはそれほど多くないと思います。
アトラシアンにおいては、基本的に全てのコードをレビューしています。その方法やヒントなどを説明したブログを以前にいくつか公開しておりますので、参考までに抜粋して下記します。
アジャイルチームにおけるコードレビュー - パートII
コードレビューを行う際に留意すべき点として以下の9つを挙げています。
- 軽量に保つこと
- 強制しないこと
- 細かく管理しないこと
- 非同期のレビューを奨励すること
- コードレビューを通して、興味深い発見、構成、設計上の決定を積極的に共有すること - チャンピオンになりましょう
- コードレビューを、プロジェクトのワークフローにおける一つの状態として取り扱うこと
- 大量にだけれど時々、よりも、少量にでも頻繁に行うこと
- コードと会話に集中すること、コードレビューツールとその無限の能力にではなく
- レビューワーを増やしすぎないこと
詳細はこちら。
アジャイルコードレビューワーのための5つのヒント
こちらはコードをレビューする側の視点で、ヒントを5つ挙げています。
- そのコードレビューに関連する課題報告を読むこと
- コードの変更の構造を見ること
- 機能が動作するのを確認すること
- あなた自身が変更の提案を考えること
- レビューを終える時に、提案のリストをまとめ優先順位を付けること
詳細はこちら。
認知回転数 - なぜデベロッパーはコードレビューを好きではないと思うのか
デベロッパーはなぜ会議が嫌いなのかという問いに対して、筆者は次のように答えています。
その瞬間までに構築してきた脳内のキャッシュを、たった10分のミーティングのために空にしなければいけないからだと、私は思っています。
詳細はこちら。
自分のチームのおかれた環境に合ったコードレビューの方法を確立できるといいですね。