失って初めてその大切さに気がつくもの、それは親と健康

その片方の健康ですが、20代はどんな無茶をしても大抵若さでカバーできますが、30代はそうはいきません。これは20代の時、どんな不健康な生活をしても太らなかった僕が、30代の今お腹のお肉をみて確信していることです。

自分の生活習慣を振り返ってみると、デスクワークで8時間以上Macの前、運動しない、おやつをよく食べるなど、カロリーが消費されずにお腹のお肉だけが増える仕組みになっていることが判明。年をとるに連れて新陳代謝が年々減っていくことに加え、動く量が10代、20代より減っているにもかかわらず、同じだけ食べていればどうなるかは目に見えて明らかです。

 そう、30代は意識的に体のメンテナンスをしなければならない世代なんですよね。しかし、「健康のためにやらなければいけない」という義務感だけでできれば、誰も苦労しません。そのような時、もしあなたが「30代、iPhoneユーザー」なら、iPhoneのAppStoreの出番です。「ヘルスケア/フィットネス」のカテゴリを見ると、体のメンテナンスに役立ちそうなアプリが沢山あります。その中から、インドア派の僕が試してみて、継続できているアプリをご紹介します。

sleep cycle

健康的で規則正しい日常を送るには睡眠が重要。目覚まし時計で無理やり起こされるのとは違い、睡眠が浅くなっている時に起こしてくれるので、気持ちよく目覚められ、起きた時に頭がすっきりしています

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筋トレ

日々運動しない僕にとっては結構ハードでした...。しかし、毎日しない、1日10分から、というゆるいスケジュールでやっているためか、継続できています。時間を測ってくれ、記録が残るので達成感もあります

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歩数計

運動不足とは言いつつも、移動で多少は歩くもの。日々どれだけ歩いているかが数値化されると、「今日はあんまり歩いてないな、階段にしよう」などと考えるようになります。

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このように、ゆるく運動しつつも同時に大事にしているのが、一週間に一度の振り返りの時間。事業の管理業務を円滑に進める方法の一つにPDCAサイクル(Plan→Do→Check→Act)」という考え方がありますが、同じように、一週間に一度10分程度Check(みなおし)してAct(改善)するようにしています。アプリを試すと、結果が数値化されて見えてくるので、達成感を感じますし、なかなか面白いものです。ちなみに、この振り返りの時間は何曜日の何時と、事前にスケジュールを確保しておくのがコツ。僕の場合、そうすることで、この重要な時間を先送りしなくなりました。

今までいろんなことをやろうと決意してほとんどを失敗してきたんですが、失敗したときに共通しているのは、意識が「MUST(しなくちゃいけない)」の状態になっているということ。決して「WANT(やりたい)」ではないんですよね。続けるには、その対象に対して「興味を持てるところ、面白いところ」が何かを常に探すように意識していくと、「MUST」から「WANT」に変わるきっかけが生まれると思います。体を動かすことに縁のない僕の場合、「定期的にメンテナンスすることで、ちょっとずつ変化している自分のデータを見る」ことに興味を持てたので、ゆるーく続いています。

すぐ効果のでることはすぐ効果がでなくなる、すぐに効果のでないことは一度効果がでると長く続く」と自分を励ましつつ継続中です。20代とは体が違うことに気づき始めた30代iPhoneユーザーのみなさん、まずは気軽にAppStoreを覗くところから始めてみませんか?

(ドサ健)