SKE48のエース、恐るべき14歳の松井珠理奈。彼女が好かれる理由は、家庭内教育にあった?

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 SKE48、松井珠理奈(じゅりな)。この大人びたクールなルックスからとても14歳とは思えないオーラを放つ、SKE48のエースだ。

 そんな彼女に最近ついたキャッチフレーズが、『芸能界一、礼儀正しいアイドル』。関係者によると、普段の挨拶はもちろん、取材の受け答えに至るまで、誰に対しても驚くほど礼儀正しいのだという。

「AKB48、SKE48が出演するテレビ番組があったんです。そこの楽屋で取材のため待機していたら、彼女が近づいてきて『松井珠理奈です。よろしくお願いします』と挨拶をしてきたんです。ボクは彼女と面識が無く、しかもID(身分証)もしていなかったのに。この礼儀正しさは何なんだ?と驚きました」(『週刊プレイボーイ』記者)

 14歳にして、身についた礼節。しかもトップアイドルという驕(おご)りが一切ナシ。いったい彼女は、どういった育てられ方をしてきたのだろう? 珠理奈のお母さんに「教育で一番大事にしていること」を聞いた。

「もちろん勉強も大切だと思います。でもそれよりも、自分にイヤなことを誰かにされて、それを今度は誰かにやるっていうことはしないようにと。自分がそういうことをされたらその痛みがわかるから、絶対に人にしないようにって言ってます。あと、挨拶はもちろんするようにとも言いますね」

 やはり、彼女の礼儀正しさは家庭内教育からきているようだ。一方、『芸能界一、礼儀正しいアイドル』と呼ばれていることに関して、珠理奈本人も「厳しくしつけられてきたかもしれません」と同調する。

「門限は厳しかったし、『いただきます』『ごちそうさまでした』とかはちゃんと言わなきゃいけないとおじいちゃんがよく話してましたし。普通の家庭だとそこまで言わないんじゃないかって思うことまで、スゴく言われてきたなって思います」

 ちなみに小学校のときの門限は夕方5時で、現在は6時。だが、こうした厳しさも「今思うと、ありがたいことだったなって気がします」と感謝している。

 小学生のときには、仕事をしている母にパソコンで「お母さん、仕事がんばってね」「いつもお仕事ありがとう」と手紙を書いていたという。総合プロデューサー、秋元康氏が「10年にひとりの逸材」と言ったのも、単にルックスやダンスのうまさだけでなく、珠理奈のこうした誰にでも好かれる「アイドルの天性」を見抜いていたからだろう。

(取材/林 将勝、撮影/佐賀章広)