結局ディカプリオは戻れたの?
世界的論争に発展した映画『インセプション』謎の結末について、お父さん役のサー・マイケル・ケインがなんとラジオでペラペラ話してしまいました。スッキリしたい人だけスクロールダウンしてみてください。
【!!!ネタバレ注意!!!】 以下の文章には映画の結末に関する重要な情報どころか結末そのものが書かれています。映画をまだご覧になってない方は今すぐ戻るボタン押してください。さ、用意はいいですか?
―映画の終幕でコブ(ディカプリオ)は子供と父親(ケイン)と涙の再会を果たします。で、現実に戻れたかどうか確かめるため、いつも通りトーテム(コマ)を回しますよね。が、それを最後まで見届けずに行ってしまうコブ(これはつまり現実に戻れたという意味にも取れる)。
このクリストファー・ノーラン監督が用意したエンディングについて、自伝のプロモートのためBBCラジオに出演したケインさんはこう語っています。
「あれは最後には倒れますよ。私がまた出てくるでしょ、あの時に。私がいるってことは現実なんです。 私は夢には一度も出てこない。あの夢を考えた(発明した)のは、この私なんですよ」
―以上です。当たってました? こうして結果を知ってしまうと、むしろコマは途中で止めちゃってヨロけるとこまで見せないとか、ドアは閉めっ放しにしとくとか、リドリー・スコット風に何通りかエンディング用意してくれた方がもっと不可解で面白かったのに! とか思っちゃいますよね。
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Kat Hannaford(原文/satomi)