細かいことにうるさい上司の元で働くと、人間関係(上下関係)がストレスになることがよくあります。しかし、上司の気を引きたくない時まで顔色をうかがったりペコペコしたりする必要はありません。口うるさい上司というのは、仕事の〆切がせまっているから単にプレッシャーをかけているだけということもよくあります。そしてそのことがどれだけ部下や周りに影響を与えているのかわかっていません。

そこで、上司が出席している会議や仕事の優先順位の変化に気をつけてみましょう。ストレスになっていることにも対応できるようになり、その結果悩みが解消されます。

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 「フォーブス」誌には、口うるさい管理職への対処法がたくさん載っていました。すばらしいアイデアがほとんどでしたが、間違いないのは上司の優先順位をきちんと押さえておけば、ストレスがグッと減るということです。

以前「残念な上司をもってしまったときにできること」や米LHの過去記事(英文)などで、上司が残念でも自分をいい社員にする方法をご紹介しましたが、大事なポイントは波風を立てないということ。上司の優先順位を間違えると自分の首を絞めることになるので、確実に優先順位に従って仕事をすることが大事です。

時にそれは、その上司の「上司」の優先順位に注意をすることでもあります。これは特にギリギリに頼んできた仕事や上司の責任範囲が変わった時など(いわゆる降格です)に重要になってきます。自分の上司に管理能力がないと、坂を転がり落ちるように役割が変わっていきます。すべてが重要に思える時は自分の優先順位を管理するのが難しいですが、「緊急」の仕事と「重要」な仕事の優先順位の正しいつけ方など過去記事も参考にしてみてください。

しかしそれでも無礼で細かくて口うるさい上司というのはいます。本当にその上司の元で働くことに耐えられない場合は転職するという道もありますが、口うるさい上司だってストレスでそうなっているのだと少し同情的な気持ちを持てれば、働く時の精神状態も変わってきます。口うるさい上司にはどのように対処していますか? うまいやり方があれば、ぜひコメントで教えてください。

How to Manage a Micromanager | Forbes

Alan Henry(原文/訳:的野裕子)