【ぽかぽかアイルー村】古川未鈴さんとマルチプレイしたぉ

電撃ゲームス最新号は、好評発売中でございます! 表紙は……あれ? ……あれれ? 表紙は……あれ? たいていの場合、2回も書けば思い出すのですが思い出せません! なんかHDDの中のファイルをひっくり返すのもめんどくさいので、このまま進めさせていただきますのも芸がないのでウソだけ書いておきましょう。表紙は「イャンクック亜種」です。きっとそうですこんちくしょう。

さて、この原稿を書かせていただいておりますただいま現在、9月14日20時を過ぎたあたりでございます。先に言い訳をしておこうと思った次第でございますが、東京ゲームショウはまだ開幕しておりません。明後日からですね。メーカーさん各社様は明日から設営等で大変なことになっているのではないかと思います、おつかれさまでございます。そしてそして、なんと申しましても今年のTGSの目玉はもう! 『MHP 3rd』しかない! そう言い切っても過言ではないわけです、僕的には。もちろん試遊させていただこうと思っております。思っておりますが……なにせただいま現在は9月14日20時です、まだ。まだ試遊できているわけがないじゃないですか。みなさんがこの文章をお読みになるのは9月30日以降ですから……なんかすんごいズレがあるわけですが、今回は「MHP 3rd、プレイしてきたぜ!」的な内容ではございません。言い訳長っ。

そして、すっかり忘れそうになっていましたが、なぜ電撃ゲームスの話で切り出したのか? ……と、ここまで書いてもまだ表紙が思い出せない……きっと「イャンクック亜種」だ。青いと思います……という電撃ゲームスなのですが、先日、『MH』一本で編集長にまで登りつめた男、電撃PlayStationの西岡編集長と……どう御紹介すればいいのかな? 空き羽原で活躍されているゲームアイドルさん? ということでいいんでしょうか? 古川未鈴さんと3人で、『ぽかぽかアイルー村』のマルチプレイを遊ばせていただきました。そのレポートが、「イャンクック亜種」の表紙の(確定)電撃ゲームスに掲載されていますので、ぜひ、よろしくお願いいたしますと。そう書きたかったんです。レポートは男塾先輩が書いているようなので、僕もまだ読んではいないのですが、古川未鈴さんはかわいかったです。かわいかったというか、かわいらしかった。うちの娘と、そんなにトシ変わんないし。そんなかわいらしい子と、きゃあきゃあ言いながら『ぽかぽかアイルー村』がプレイできるナイスミドル。なんだか、人生、理想の展開になってきたような気もしないではありません。

ちなみに彼女のツイッターアカウントは、そのままFrukawaMirinさんです。あ! あぁ! 今、チェックしてみたら、僕、フォローしていただいてるじゃん! やべっ! と、あわててフォローさせていただきました。ありがとうございます。ちゃんとチェックするリストにも入れさせていただきました。Googleさんとかで検索しても、かわいらしい画像ばっかり出てきますね。もう原稿を書くのをやめてしまいたくなりました。

「えぇ〜、なんかムラムラ村とか、行きたくないんですけど」。

じゃあ、来んな。

あいかわらず口の悪い西岡編集長に言われました。本当に来なければいいのに。しかも、ヤツの手際が良かったのか、僕が村を開いた時に、最初に入ってきたのはヤツです。未鈴さんではなく。そのあと、みりんちゃん(彼女のマイアイルーの名前です。西岡のマイアイルーの名前は忘れました)が入ってきたのですが、西岡の下に表示されていました。残念……なのですが、さすがは『MH』の関連タイトルです。待機画面で、入ってきた順番を磤順/降順、逆にすることができるのです。つまり、あとから入ってきたみりんちゃんを上にして、西岡を下にできるというわけです。ナイス。もちろん、ちゃんと入れ替えてから、二人をムラムラ村に招き入れました。

「今、ムラムラ村は採取運☆5なんですよ。ぜひ、がっつりいってください」。

「ほんとですかぁ、うれしい!」。

かわいらしくそうおっしゃっていただいたのですが……。

「えっ? それ、関係あるんですか?」。

また西岡編集長です。わかってるよ、わかってるよ。実はさっきチェックしたんだよね、それね。マルチプレイ時には、村の採取運は関係ないんだよね。直前の一人プレイで採取運☆5だったムラムラ村も、今は違いますよ(マルチプレイ時は、採取運は表示されません)。違いますけど、いいじゃん! 気分の問題なんだよ、気分の。たとえ正しくは「さっき見た時は採取運☆5だったムラムラ村」なんだとしても、いいじゃん、「採取運☆5のムラムラ村」で!

「あ、黄金魚釣れました〜」。

ほぉら! ほら見てみろ! 西岡! な? 未鈴さんはそんなこと関係なしに、無心に黄金魚を釣り上げたんだよ。な? 信じる心だよ。

「えっ、どこどこ? 俺も俺も」。

聞いてねぇし。

でも、この時、短い時間で未鈴さんは2匹の黄金魚を釣り上げていました(西岡が釣っていたかどうかはわかりませんし、知りたくもありません)。

「ハレツアロワナのね、ちょっと色の薄い感じのヤツが古代魚だよ」(倉西)。

「ほんとですかぁ〜、えぇ〜っと……あぁ、いませんね〜」(未鈴さん)。

「カジキマグロならいるけどね」(倉西)。

「カジキマグロ、どれっすか?」(西岡)。

というのは軽く無視したところ、西岡が言いました。

「じゃあ、クエストに出る前に、まずはプーギーレース行きましょうか」。

そして、僕は惨敗しました。接戦をくり広げ、信じられないくらいもりあがっている二人のはるか後方で、CPUの操るプーギーと死闘を演じ、あろうことかビリでゴールしていました。

ほんの一瞬でしたが、イヤな記憶がよみがえりました。僕は小学校の1年から5年まで、運動会の徒競走では毎回ビリだったのです。全然関係ない話ですが、必ずです。御経験のある方はいらっしゃらないかとも思いますが、毎回、必ず、ビリ! どんけつ! というのは、そうとうに気分の悪いことです。運動会自体は誰よりも楽しんでいたような記憶があるのですが、徒競走だけはダメでした。

し、か、し……。

第二次性徴期というのはおもしろいものです。小学校5年の秋の運動会(の徒競走)をビリで終えた僕でしたが、それからの約1年の間に身長もぐんぐんと伸び(現在の身長にまで、その期間で伸び切ってしまったというのも、またあれなんですが)、6年の運動会を迎える時には学校一の俊足少年となっていて、見事! 小学校6年前にして最後の運動会で1位でゴールしたのです、学校で2番目に足の速かった松君を破って。そしてそのまま、調子ぶっこいた僕は中学入学と同時に陸上部に入り、中二の秋には800m競走の富山県大会で第2位に入ったのです。

二度の、敗北はない。

実はこっそり、1回目のプーギーレースでアイテムを使っていました。2回目には、もうアイテムが残っていませんでした。それでもなぜか、僕には期するところがありました。確信がありました。

次は、必ず勝つ。

というわけで、このプーギーレースの結末は次回! ……ってなぁ、いつになったらクエストに出るんだろう、狩られ道亜種とか黒毛とかの連載って……。(倉西誠一/201009142050)