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関係省庁の緊急参集チームが情報収集続行へ

2011年4月8日 3:57
関係省庁の緊急参集チームが情報収集続行へ

 菅首相は、7日夜に宮城県で震度6強を観測した地震が発生した後、「被災状況の確認に全力を挙げるとともに、人命救助に全力を挙げること」と指示を出した。首相官邸の危機管理センターには枝野官房長官や松本防災相らが集まって対応にあたり、東日本大震災の被災状況を踏まえ、特に原子力発電所などの被害情報の収集に全力を挙げることを確認した。

 「(Q原発への対応は万全でしょうか)色々報告を聞きましたけれど、現時点ではそれぞれの冷却機能も回復したと。津波などの警報も全て解除されたので、多少の被害は出ていますが、現在のところ、命にかかわるようなことはないということで」-菅首相は8日午前2時過ぎ、この地震による大きな被害が出ていないとして公邸に戻った。政府は、引き続き関係省庁の局長級による緊急参集チームが残り、情報収集にあたるとしている。