この口コミは、神無月サスケさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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昼の点数:4.0
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~¥999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 3.6
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|雰囲気 3.6
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|CP 3.8
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.0
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| サービス3.6
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| 雰囲気3.6
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| CP3.8
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| 酒・ドリンク- ]
初体験の中本は野菜と鶏がら味噌スープの濃厚な旨みに辛さがくせになる逸品だった
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蒲田の通りにあります
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辛さが10段階で表示されており、北極ラーメンは「初入店の方は注文できません」という危険なもの。他に、辛いのが苦手な人のために辛さ0の湯麺もあります
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野菜やきくらげなどを中華なべに投入する様子がカウンターから見られます。にんにくの匂いが食欲をそそります
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壁には中本のシンボルロゴが
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蒙古タンメン\770+大盛り\100くらい?。ちゃんぽん麺のような太麺、もやしやにらなどの野菜と豚バラが載せられ、その上に麻婆豆腐がかけられています
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蒙古タンメン食べ進め。スープは、味噌と鶏がらベースのまろやかな味に唐辛子の辛さがじんわり来る旨さで、野菜と絡めて食べると、にんにくの旨みと絡んで大変おいしいです
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2014/01/15 更新
僕は福岡在住で、激辛が好きです。
そんな僕が激辛の話をすると、大抵関東の方が薦めてくれたのが、蒙古タンメン中本でした。
蒙古タンメン中本のことは、一度、テレビ番組でも取り上げられていたのを見たことがあります。
くせになる辛さで常連さんが大変多く、中には、癖になる余り、旅行などで関東を離れる際にも
中本のカップめんを持って行く人さえいる、という内容でした。
今回、初めて味わってみましたが、それは確かに大げさではなかったと実感しました。
今回、何年かぶりに東京に来ることになり、それなら蒙古タンメン中本に行きたいと思い、
友人に案内してもらって、二人でこちらのお店に来ました。
最初にお店の外で僕を迎えてくれたのは、厨房から漂ってくるにんにくの香りでした。
結構にんにくを使っているんでしょうね。これはうまそうだと思いました。
お店の外のメニューでは、看板メニューの蒙古タンメンの他に、いろいろなバリエーションが紹介されています。
激辛の「北極ラーメン」というものもあり、「初入店の方は注文できません」といういわくつきのもののようです。
あとは、腕を組んだ店長さんのビジュアル。「なぜラーメン屋の店長の写真は、どこも話し合って決めたかのように
このポーズで統一されているんでしょうか」と友人は話していましたが、同感です。
友人と二人で入店しました。彼も蒙古タンメンは初めてだそうで、二人で蒙古タンメンを券売機で注文しました。
激辛好きということで、北極ラーメンを知り合いからは薦められていましたが、それは次にします、今回はノーマルの味を確かめます。
店内では、野菜やきくらげなどを中華なべで炒めている様子が見られます。
湯気がもくもくと上がっていて、なかなか良く、それによる脂ののった野菜の香りもしてきて、食欲をそそります。
これだけ野菜が使われる健康的な麺、うまそうです。
僕は博多もんであり、ラーメンと言えばとんこつラーメンか、ちゃんぽんがメインのため、
タンメンというのは実は初めてで、具体的に何か知らず、
野菜の多いところや、出て来た麺の太さを見て、ちゃんぽん風だな、と思っていましたが、
実際、その後調べてみて、関東で、西日本で言うちゃんぽん風の野菜が摂れる麺が食べたいときは、
タンメンというのがいいんだな、と分かりました。
蒙古タンメン大盛りが運ばれてきました。
特徴的なのは、麻婆豆腐がかかっていることです。
その下には、麺とたっぷりの野菜が乗っています。
まずは、麺を出してみると、太麺で、博多にあるちゃんぽん麺を思い出します。
野菜が多いこともあって、ちゃんぽんの旨みを連想させますね。
野菜は、もやしとキャベツをベースに、にんじん、にら、きくらげなどで、豚バラ肉も入っています。
きくらげが入っているのが中華風ですね。
にんにくと一緒に食感良く炒められており、野菜自体の旨みがスープと麺に大変合います。
麻婆豆腐を口に入れると、ほんのり辛いチリソースで、お豆腐の柔らかさと大変合います。
ワンテンポ置いてそれなりの辛さは来るので、辛いと思う人は結構辛いのかもしれませんが、
それでもチリソースの甘さのおかげで、大変上品に辛さを楽しめます。
それと混ぜずにスープを口に入れると、こちらもピリ辛ですが、大変まろやかな旨みがあります。
味噌と、鶏がらベースのまろやかさが中心になっていますが、唐辛子の辛さのおかげで、かなり旨みが際立っています。
また、まろやかさも、鶏がら以外に、豚骨か何か、独特のものを感じたので、
もしかしたら豚骨も入れているのかもしれませんが、辛さでよく分かりません。
とにかく、それ系統の、深みのある、癖になる、濃い口の味わいスープです。
なお、スープが結構味が濃いため、全部飲み干したい場合、白ご飯などと一緒に頼むのがいいかもしれませんね。
いつも別のお店ではスープも全部飲んできた僕も、塩辛さのせいで、今回は最後まで飲み干せませんでした。
僕にはまだまだ修行が必要なようです。
このスープを少しずつ麻婆豆腐に絡めて行くと、チリソースの甘さと融合して、また違ったコクが出るのもよかったです。
1杯でスープが二度おいしいのは素敵です。
野菜と麺を、スープに絡めながら食べていきますと、
やはりスープに合いますね。博多でよく食べるちゃんぽんの野菜と麺の食感に近いのですが、
そこはスープの独自性。ほどよく脂っこくて、味噌ベースの深さと濃厚さのおかげで、辛さも際立ちます。
この辛さが、スープの味を邪魔せず、完全に引き立てている。
唐辛子を下手に入れると、独特の土臭さが出てしまい、味が落ちることがあるのですが、
こちらのように、旨い鶏がらスープを出すお店は例外なく、唐辛子をうまく配合する秘伝の技を会得している模様です。
この唐辛子をスープに使った中毒性で思い出すのが、僕がかつて若い頃、地元で死ぬほど食べた一蘭ですね。
いまや全国展開していますが、まだよそに支店を展開する前、はまりこんでいました。
一蘭は、うまく唐辛子の秘伝のタレの味をスープに馴染ませていましたが、くせになってしっていました。
僕の身体が秘伝のタレの唐辛子を求めてしまっていたんですよね。
一方、中本も、一蘭と同等以上に、唐辛子の使い方が凄くうまい。辛いけど、辛すぎず、
体にじんわりとしみてくる、そんな配合なんですね。この「身体にじんわり来る」というのが、
比類ない中毒性をうんでいるのかな、って思います。
辛くてまろやかなスープと、野菜のおかげで、するするといけてしまいました。
本当に、麺や野菜の食感も、地元福岡のちゃんぽんの食感、それも、そこそこランクの高いお店のそれを想起しながら戴きましたが、
やはり、唐辛子をまろやかさに手なずけて作ったスープはうまい、と実感しました。
ごちそうさまでした。
僕の感覚からすると、このお店メインの蒙古タンメンは、ピリ辛ちょっと手前くらいの旨さメインの辛さでした。
次は北極ラーメンを試したいです。辛さを出しつつ、旨みを出せているのか、しっかりと味わって確かめてみたいです。
友人はかなり汗をかきながら食べていたところを見ると、やはり結構それなりに辛いんだろうな、と思いました。
久しぶりの東京で最初の食事は、こちらの蒙古タンメン中本でした。
確かにこれは、癖になる。次の日には、ラーメン二郎にも連れて行っていただいた僕ですが、
本当に、そちらと合わせて、関東のラーメン事情は、ラーメンの行きつく先にたどり着いていると、目くるめく思いでした。