RマドリードがMFカカ(28)を放出する可能性が浮上した。1日付のサンデータイムスが報じた。モウリーニョ新監督が、すでに獲得に成功したMFケディラ(23)と、今後獲得を目指すMFエジル(21)のドイツ代表コンビを中心にしたチーム再生構想を持ち、資金捻出(ねんしゅつ)のためカカを売りに出すという。獲得資金は2人合わせて2100万ポンド(約29億1000万円)ほど。昨季、移籍金6850万ユーロ(当時約92億4750万円)でACミランから獲得したカカなら、半額で放出してもおつりが来る。カカの力を高く評価する同監督だったが、将来性や費用対効果を検討して判断したとみられる。(春日洋平通信員)

 [2010年8月2日8時8分

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