×

川崎F 風間監督続投!“イズム”浸透、残留導いた

[ 2012年11月18日 06:00 ]

<新潟・川崎F>試合を見つめる風間監督

J1第32節 川崎F1―0新潟

(11月17日 東北電ス)
 川崎Fの風間八宏監督(51)が来季も続投することが分かった。この日の新潟戦で1―0の勝利を収め、2試合を残してJ1残留が確定。クラブ幹部は「(監督を)代える理由がどこにもない。契約も(14年1月31日まで)残っている」と明言した。

 今季は相馬前監督の下でシーズンを迎えたが、5試合で2勝2分け1敗(11位)とスタートダッシュに失敗。目標のタイトル奪取には早期治療が必要と判断し、4月に指揮官を交代させた。

 J1でのコーチ経験もなく就任した風間監督だが、すぐに改革を断行。初采配を振った広島戦では元日本代表MF稲本をセンターバックで起用するなど、選手のポジションやシステムにとらわれず、ボールを保持し続けるサッカーを志向してきた。

 しかし、この日は選手の動きも低調で、後半ロスタイムの得点で辛勝。試合後、同監督は「内容は最悪。運動量が決定的に足りない。こんな試合は二度と見たくない」といら立ちを隠そうとしなかった。理想のサッカーは道半ば。残り2試合、天皇杯、そして来季、風間イズムをさらに追求していく。

続きを表示

2012年11月18日のニュース