こんにちはみどりの小野です。
最近こんな本を予約して、届く日を心待ちにしています。
ゆうきまさみ 異端のまま王道を往く (文藝別冊/KAWADE夢ムック)
- 作者: ゆうきまさみ
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2015/06/29
- メディア: ムック
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ゆうきまさみ先生のムック!「異端のまま王道を往く」。
思春期にパトレイバーとあーる君に出会った私、こんな記事を書くほどゆうきまさみ作品が大好きです。
ところが最近は時間に追われ恥ずかしながら遠ざかってまして…。今回アマゾンでムックを予約した際にまだ読んでいない作品を発見。極上ミステリーの惹句に引かれ、ついつい全巻大人買いしてしまいました。
「白暮のクロニクル」は大人のミステリー
それがこちら、「白暮のクロニクル」。大人になったゆうきまさみファンには本当に堪らない作品なのです!
ヒロインは伏木あかり。彼女は厚労省の若手職員です。特徴はでかい、眉毛、健全。熱いところもありますが大人ですから落ち着いてます。
そして結構飲兵衛。
大きいですが可愛い彼女。キンキンにはあらがえないです、解る!
そしてこの作品は彼の物語です、表紙の少年、幸村魁。見た目は18、実年齢は88歳。彼は「オキナガ」と呼ばれる吸血鬼のような不老不死の眷属の一人。
あかりは「オキナガ」が殺された事件に遭遇し、日本に推定10万人ほど居ると言われる彼らの連続殺人事件を調べることになります。
不老不死と言われていても殺害や自殺することはできるオキナガ。彼らを殺害したのは誰なのか?
そして大切な人を殺害した犯人を追い続けている魁。魁が追う「羊殺し」とは?
物語は連続殺人事件や雨で閉ざされた館など魅力的な謎や舞台を得てどんどん転がって行きます。そして最新刊5巻は謎を知る人物が目を覚ますところで終焉を迎えます。
次巻8月30日頃発売予定!八月だと~!
すごく良い処で終わってるんですが。うう、引っ張るなぁ。
とにかく、大人のミステリーの名に相応しく魅力的なおっさんに満ち溢れた作品でした。隊長や内海さんが好きな貴方なら絶対に楽しめると思います。
取りあえず一番好きなおっさん、久保園さんの素敵な一コマを紹介。
江戸時代から生きてる吸血鬼でも笑ってしまう魅力的なおっさん、久保園さん。
彼に会いたい方は是非、「白暮のクロニクル」を読んでみてくださいね。