米salesforce.comの日本法人セールスフォース・ドットコム(東京都港区)は2012年6月18日、米Twitter社と提携し、Twitter上の書き込みを分析して顧客対応に生かせるようにする仕組みの提供で合意したと発表した。

 米Twitterは、公開されている1日当たり4億件以上のツイート(短文の書き込み・つぶやき)のデータを法人向けにリアルタイムで提供するサービス「Twitter Firehose」を既に実施している。今回の提携によって、セールスフォースのマーケティング支援ソフトウエア「salesforce Radian6」のユーザーは新たに、Twitter Firehoseを通じて公開ツイートデータを取得・分析し、活用できるようになる。

 一般消費者向けに事業を展開する企業がこれらの仕組みを利用すれば、自社ブランドに関してインターネット上でどのようなコミュニケーションが行われているかを把握しながら、顧客対応や情報発信の強化を図ることができるという。

[セールスフォースの発表資料へ]