「スーパーマリオ」開発者らに授賞 スペイン皇太子賞
【パリ=共同】スペインで最も権威のある賞とされるアストゥリアス皇太子賞の授賞式が26日、同国北部オビエドで行われ、人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」などを開発した任天堂の宮本茂専務(59)が「コミュニケーションとヒューマニズム部門賞」を受賞した。賞金は5万ユーロ(約515万円)。
皇太子財団は「あらゆる年齢層の人々が、民族や考え方の違いを超えて楽しめる新しいコミュニケーションの形態を生み出した」と評価した。
また、国際赤十字・赤新月社連盟が国際協力部門賞を受賞。近衛忠●(火へんに軍)会長が授賞式に出席した。
昨年は、東京電力福島第1原発事故の際に原子炉冷却や住民の避難誘導に携わった警察、消防、自衛隊の現場指揮官5人が「共存共栄賞」を受賞した。
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