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文書は5月初めにPDFで保存 警視庁流出

2010年11月2日 10:52
文書は5月初めにPDFで保存 警視庁流出

 警視庁などの内部資料とみられる文書がインターネット上に流出した問題で、文書の大半が今年5月初めに「PDF」という電子文書の形式で保存されていたことがわかった。

 ファイル共有ソフトを通じて流出したのは、警視庁などが作成したとみられる国際テロ関係の文書で、100点以上に上る。ファイルの記録から文書の大半は、今年5月2日から4日にかけてPDFという電子文書の形式に変換され、保存されたものであることがわかった。

 警視庁幹部によると、警視庁内で文書をPDFで保存するのは極めてまれで、何者かが入手した文書をPDFで保存し、意図的に流出させた可能性もあるという。警視庁は職員の聴き取りを進め、文書の真偽や流出の経緯などを調査している。