縮む市場でめちゃめちゃ縮むビジネス

前回は、「縮小する市場においても、成長できるビジネスはいくらでもあるんですよー」という話を書きましたが、賢明な皆様はすでにお気づきのはず。


縮小する市場で伸びるビジネスがあるということは・・・


縮小する市場でめちゃくちゃ縮小するビジネスもあるということだ!!!



そのとおり。

前回のエントリでちきりんが言いたかったのはまさにそれです。


というわけで、ひとつずつ見ておきましょう。


<縮む市場で成長する企業にまでやられ、めちゃくちゃ縮むビジネスとは?>


1.大型店、チェーン店に客を取られる個人商店


2.ネット企業に客を取られるリアル店舗や代理店


3.一昔前の若者の嗜好品を作ってる会社


4.専業主婦がいることが前提の商品

これは商品というより、慣行とか学校などかもしれません。幼稚園とか、やたらと帰宅の早い小学校とかね。

手のかかる食材も、どんどん半製品や下処理の済んだ商品に置き換えられていくでしょう。


5.市場化によって売れ残る商品

実はこれが一番、厳しいよね。売れない商品が出てくるのは他のカテゴリーと同じですが、その商品が「人間そのもの」だったりするから。


たいへんたいへん


笑う者あれば泣く者あり 


ご覧のように、普通にしてれば、企業の売上げは下記のラインに沿って下がっていきます。

そして上記で挙げたような企業は、このラインを遙かに超えるスピードで衰退していくわけです。売り上げも利益も下がるし、それに応じてもちろんコスト(の一部である人件費、つまり給与も・・)減っていく。



(あたしが韓流ドラマ見てダラダラにやにやしてる間に)みんな頑張って働くように・・・


そんじゃーね