今日バイト先で話をした小学校五年生の女の子(別に怪しいバイトじゃなくて普通の個別指導塾)の話が興味深かったのでつぶやくことにする。
彼女は休み時間にイヤホンをしてずっと腕を組んで寝ていた。
何を聴いているのか気になって話をかけてみると、どうやらボカロを聴いているらしい。
カゲロウプロジェクトの曲を聴きながら眠りについていた様子。
俺「ボカロ好きなんだ〜!?」
小(学生の女の子の生徒)「そうだよ〜!」
どれどれ見せてみーっ!!ってな感じで彼女のスマホを見てみた。
どうやら彼女が聴いていたのはMP3ではなく、YouTubeだった様子。
俺「いつもユーチューブで聴いているの?」
小「そうだよ〜」
おお、流石現代っ子や。
俺「音楽はスマホで聴くの?」
小「うん、スマホならどこでも聴けるもん!」
俺「まぁそうだけど…ユーチューブじゃ音悪くない?」
小「んん?でもすぐ聴けるし、私はこれでいいかなー」
やっぱり今の子は感覚が違うんだなぁ……。
俺「もしかして友達とかもみんなユーチューブで音楽聴いてるの?」
小「友達はわかんないけど、結構みんなそうなんじゃん?」
うわ〜、その状況は音楽業界的にキビシー
俺「じゃあ○○ちゃんはボカロのCDとかは聴かないの?」
小「なんで?だってスマホで聴けばCD買う必要ないじゃん!」
???
俺「え、だからそれじゃ音悪いし、歌詞カードとかもないじゃん!」
小「私は音楽が聴きたいの。音が悪くても良くても私には関係ないし、音楽だけ聴ければいいの。」
なん…だと…。
俺「だけどなんかそれって好きな音楽にお金払ってないし失礼な感じしない?(まだ小学生だし、そうは思わないのかな)お母さんにCD買ってとか言わないの?」
小「言ってもムダムダ!YouTubeで聴けるからCD買う必要ないもん!ていうか、CDってどうやって聴くの?持ち運べないじゃん。」
ええ〜!!!!そんな質問……。
俺「いや、家ならCDコンポとかでCDは聴けばいいし、持ち運ぶならPCから取り込んで、スマホとかiPodなんかに入れればいいんじゃない?(俺はウォークマンだけど)」
小「えぇ…なにそれ、めんどくさ。」
「めんどくさ」だと……。
俺「いや、でも音とか全然違うよー!!」
小「いや、だから音とかは関係ないって言ってるじゃん。私は音楽が聴ければいいの」
俺「カゲロウプロジェクトの限定小説がついたCDとかあったら買う?」
小「それだったら迷うけど、そうしたら小説だけ欲しいかな。CD買うだけ無駄じゃん!」
む、むだ…だと…
俺「じゃあもしYouTubeでいつもきいてるカゲロウなんちゃらが毎月100円払わなきゃ聴けないって言ったらどうするよ??」
ちょっとつっこんだ質問を投げかけた!!
小「んん〜〜迷うけど、お金払ってまで聴こうと思わないかな〜〜」
えええーーー!!!!どういうことだよ……。
こっちがどんなに「なんで?」って疑問を提示しても「別にそれって普通でしょ?」という回答の小五女子。
小学校五年生の女の子一人の意見だけど、音楽に対する意識というものがここまで違っているとは全く思ってなかった。この子にとっては音楽とは、蛇口をひねれば出てくる水道の水のような感覚なのだ。それが本来は貴重な資源であるということは普段一切考えない。そんな感じがした。
CDを買わない理由には、おこづかいとか物理的なモノもあるだろう。
親御さん、スマホは持たせるのにCDは買ってくれないっていうのもアレだが……。
もうなんかわけわからんくて絶望した。
江戸時代の人間がちょんまげをしていない現代人を見て「なぜまげをしていない?」と質問しているような感覚。
音楽にお金を払って聞くという価値観が存立していない状況であった。虚しさに震えた。
こうした子供達が将来大きくなって、今の音楽コンテンツに夢を求めて投資をしてくれる日はくるのだろうか。この感覚の違いは数年経てばいくらかは埋まるモノなのだろうか。
コメント
コメント一覧 (178)
ランキング見たらわかるじゃん。
AKBと嵐ばっかり、たまにアニソン。
音楽ってなに?
そもそも無料配信してる物はしてる側も無料だとわかりきっている訳で、それと全く同じ物でお金を取ろうとしたらそれは何か違う気がします。
だからCDその他には付加価値を付けて(例えば高音質とか、形として残るとか)販売していると思います。
だからその小学生には付加価値分は要らないからyoutubeの無料でいいじゃんって話なんだと感じました。
これに尽きる。それを出版側が、ネットが悪いだの何だのと
責任転嫁してるだけ。音楽はもう今の世の中ただの「消耗品」。
音楽を消耗品にしたのは小室◯哉。
読んでて気持ち悪くなってくる
同感です。と云うか音楽ファンと云うのは街で流れてる音楽を差別してる気がする。
音楽に限った話じゃない&金云々からも離れるけど、手元に元メディアを保管しておきたくなるような著作物自体が減っているような気がする。
#電子書籍だと「内容をDBに取り込んで必要な時に検索できるようにする」「改訂版出したときにパッチ当てれば改訂箇所と改訂内容が一目で分かる」という付加価値をつける事もできるけど、音楽の場合そうも行かないのが…
ってより、その子はまだお金を払って聴きたいと思える音楽に出会えてないだけなのではないでしょうか。
今後その子が出会えるかはわかりませんが。
後は親御さんが買ったり聴いたりしないとかの背景ももしかしたらあるかもしれませんが。
でも、すごくびっくりしました。
個人的には音質は気になる。だからイヤホンとかコンポとかスピーカーとかにはこだわるし、CDもかう。データはデータであって、形として残したいなって思います
無料で聞けるんだし、わざわざボカロのCDを買う理由はよくわからん。
欲しい人は買えばいいんじゃない。
技術が進歩して、音楽を伝える手段としてCDが主流になったのって本当にごく最近なんですよね。
もっと時代を遡ってみると、録音・複製技術が誕生する以前は、音楽は口伝や他人の演奏でしか伝わらなかった時代があります。
他人にコピーされることでしか音楽が軽食されなかった時代であり、そういう時代にはオリジナルの複製でお金をとるのは有り得なかった。
そして、誰にもコピーされすぎに消滅していった音楽もたくさんあったと思います。
ブログの内容は、
・文化の継承の手段
・オリジナルの再現性の重要さ
・音楽の価値は貨幣的に幾らになるのか
といった、幾つかの問題を混同しているように感じました。
生産者への感謝と対価支払いの意義については理解しているけど、「じゃあ別に無くてもいい」というのは全く同じ。
音楽をyoutubeで聞けるならゲームとか買うかな。
音質の向上の為にはお金が必要不可欠でしょうか。
音楽を楽しむ為に金銭的負担は必要不可欠でしょうか。
音楽制作に対して時間的なコストはさておき金銭的コストは下がっているという現実にもうちょっと自覚的になられては如何でしょうか。
私には、「俺は音楽で儲けたいから金払え。金払う方法だけで音楽を聞け。」という内容に読めました。
逆に伺いますが、「なぜまげをしていない?」と問われてまげを結おうと思うのでしょうか。
音楽や音質への価値観の違う相手とわかってる上で、頑なにCDなんていう旧世代の不便なツールばかり押し売りして、スマホですぐ手軽に聞けて合法的かつ安いMP3のDLサイトの存在を示さないのはどういう意図があるのか知りたい。
小説が特典でついてたら小説だけ売って欲しい、という購入意思は示してるんだし、つべのが違法アップの曲なら説明したらじゃあDLサイトでちゃんと買うわってなるでしょ。
公式アップされた動画なら、音質悪くていいやと割り切って聴いてるんだし、この子には何の問題もない。
そういうものに出会ってからだな……。
本や服と同じでわりと一期一会だから、そこで砂を噛まないとあるうちに買おうとはならないような。
音楽の楽しみ方こそ自由でしょう、誰もが同じ価値観で同じ楽しみ方をしているはずがないのに。小学生の子が不憫に思いました。
http://techse7en.com/archives/4293913.html
音にこだわりたいならターゲットをマニアに絞って、事業規模を思い切り小さくしなくてはなりません。米国のビル売って一時的にキャッシュに余裕ができても、環境変化に対応できない恐竜は滅びます。
だって円盤いらないじゃん!!
全曲PCでただで聞けるので、ある意味お布施だと思ってます。
自己レーベル&事務所で中抜きがないのがファンとしても嬉しいです。
動画の再生回数・マイリス数(お気に入りに入れられた数)がCDで言う売上数になってるんだから
こつこつお小遣い貯めてCD買って、わくわくしながら帰ってプレイヤーにセットする楽しみも知らない奴が偉そうに
高校生になるまでCDは買ったことがなく
レンタルCDかミュージックステーションの録画ばかり聞いてました
世代間の問題ではなく、単にこのブログ主の意見が特殊なだけだと思います
そもそも録音された時点で本来の音とはかけ離れた物になってます
本来の音楽は生の演奏だけです、ユーチューブだってCDだって五十歩百歩です
世界的に見ると、もうCDを売って、音楽家に還元するというビジネスモデルは終焉が近いと見られていると思います。製作者側がYOUTUBEなどに音源を露出するビジネスモデルになってきていると思います。
そして、別の形で収入を得るビジネスモデルになってきています。それに対応できていない日本の音楽業界は既に衰退が始まっていると思っています。
TVでばんばんCM流してCDを売ろうというビジネスモデルは前世紀の恐竜のようなビジネスモデルです。
広告費をほとんどかけずに、動画もどんどん露出して、放送局にたよらず自主制作の番組もどんどん流して、人気を集めて、イベントでお金を集めたり、キャラを製品のマスコットキャラに採用してもらうとかがメインの収入だと考える。そういうふうに変わってきていると思います。
だからそういう小学生が増えても怖くない。そんな人でもお金があったら、その音楽家に何かしてあげたくなる程の曲やキャラクタに成らなければこれからはダメなように思います。
小学生はそれなりに音楽を楽しんでるし、これが今の時代では自然な流れだと思います。
音楽を作るにもスタジオや機材等のお金がかかります。
しかし、作り手として売れなければ作らないのかと言うと、そうでもないと思います。
他のアートや文学などもそうですが、売れる為だけに絵を描いたり創作活動をしている人はあまりいないと思います。
しかし、沢山の人と莫大な製作費用がかかっている商業的な映画やゲームなどは何としても売れなければ意味がないし、それと同じような商業音楽は頑張って何としてでも売るしかないのでしょうね。
僕の場合は、小学生と同じようにYoutubeでも楽しむし、聴きたい音楽は外国に行ってでも聴きますし、ライブを見に行って感動した時はその会場でCDを買って家や車でも味わいます。
聴きたい人が好きな方法で楽しめば良いと思います。
ラジカセをTVのスピーカーの傍に持って行って、
録音するから黙ってろ!
ってやってたな
金銭に関して問うのは完全に筋違いになってしまいますな
本来CD買わないと聴けない曲を聴いてたなら音楽の価値云々の話にもなると思うけど
普通に売られてる楽曲の違法ダウソに対して開き直ってるのとは事情が全然違うから
音楽人として語るならそこのところの違いはちゃんと認識しておいてもらいたいとは思った
有志が自分で作ったものを自分でアップして公開してんだよwww
こっちの文化をまったく理解しようとせず結論ありきで捉えようとするからこうなるんだよww
ばーかwwばーかwwww
しかも多くの人が指摘してるよう相手はバイトはできない、お小遣いも少ない小学生wwwww
さらに、YouTubeは「音悪い」「音悪い」何回もかぶせてやがるけどいつの時代の話してるんすかwwwwwwww
今はもう高画質&高音質っすよwwww
(もちろん低音質のものもアップできるがそういう揚げ足取りはいらない)
音の良さで対抗したいなら機器的なことで言えよww(スピーカーとかアンプとか)
けどそれはこの記事の本題である音源の価値の話とはずれちゃうけどねww
あ追記しますwwwwwwww
「僕は匿名じゃないので匿名でのコメントはやめてください」論は通じねーよwwwお前が匿名でも匿名じゃなくてもこっちは関係ないからねwwww匿名の人たちの反応が怖いなら匿名の人たちに公開するんじゃねーよwwwそんな都合のいい場所ないよ?wwww
よっぽど音楽の衰退を招くような気もしますが…。
今の時代すぐ広まるからね。
プロになるときに不利になるよ。
そんな都合のいい場所ないよ?wwww
↓
(自分の意見が一方的に受け入れてもらえる)そんな都合のいい場所ないよ?wwww
私なんかは音楽を聴く手段が乏しかったから、CD聴いたりラジオをカセットテープに録音したりしてましたが、youtubeで気軽に聴けるんならおそらくそうしていたでしょう。
音楽に対する接し方は個々人で自由だし、どれだけのコストを掛けるかも自由です。音楽が生活や人生の中心にある人たちばかりではないのですよ。
あとボーカロイドの作曲者は、大部分が利益を得ることを目的としていない個人の趣味でやっている方が多いのでは?自分の曲が一人でも多くの人に聞いてもらえることが第一の目的であり、それに喜びややりがいを感じているのではと、私は考えています。ただ、趣味でなく仕事として音楽を作っている方たちは、苦労しているのかもしれませんね。
長文失礼しました。
そーゆーのを繰り返して音楽をどんどん好きになりバイトして初めて自分で買ったりして愛着出るんだよ。
音楽にお金は払うべきだけど小学生に求める事ではないだろ。
それに本当に欲しいと思えば親にねだるよ。
リッピングもめんどくさいからYoutube直で聞いてるし。
ただ違うのは俺が30過ぎてるってことだけだ。
ボカロのCDを何故買わないのかと女の子に問うていると言うのが皆さんが一様に持っている違和感。
コレが「AKBのCD買わないの?」なら判る。まだ判る。
特にボカロは基本無料なモノで、一部の特殊なものがパッケージ化されて販売されているわけで。
女の子にその特殊なモノを何故買わないのか?と言う事がおかしいんだと思う。
小学生に金銭的な話題はキツイ。
あと、You Tubeで音楽を聴くのは無料ですが、一応ネットの通信料として毎月の料金は発生してるんですよね。曲自体の料金ではありませんけど
この子はしっかり音楽を楽しんでいるじゃないですか。
それが今や「サーバ借りて、有料?めんどくさ!お金払ってまでインターネットで自分の文章発表したくないな〜」ってお手軽で劣悪なblogサービスしか使わずにinternetを楽しんでる奴らばっかじゃないか!
でも、internetはまだ豊かなんです。
CDを買ってそのアーティストを支えたいという気持ちがないだけでしょう。
感覚としては、無料だから暇つぶしにという程度のものだと思います。
ただ、それが本来ならば有料で提供されるべきものである時に問題が出てきます。
音楽を生業としている人の違法にアップロードされた作品を聞いているのならば、それは指導すべきです。
おそらく管理人さんが問題にしたいのは、音楽等の素晴らしいものを提供してもらうことに対して対価を支払う感覚が欠如していることなのだと記事を読んで感じました。
しかし、それは小学生だけではなく現代人全般、特に若者世代に言えると思います。
管理人さんと(おそらく)同業の友人は、一時期バンドをやっていたにも関わらず音楽の違法コピーに違法アップロードをしていますし、ゲーム等も違法DLして遊んでいます。注意しても「お金が無いからしょうがないの><」というばかりです。
休日のショッピングモール等でやっている大道芸等に関しても同じことが言えて、大道芸を楽しんでいるのにパフォーマンスが終わっても一円たりとも払わない人はかなり多いそうです。
大人と呼ばれる子供の見本となるべき人間に良いものに対して金を払うという感覚が欠如しているのがそもそもの問題だと思いますよ。「逮捕されない=犯罪じゃない」「怒られない=悪いことじゃない」という理論がまかり通っているのが大きな問題だと思います。
長文失礼致しました。
プログラミングが猛烈に好き! その結果だけが好き
世の中にはいろいろな人がいて、その相手の意見を変える(『教育』『脅し』なんてもっとてのほか!)んじゃなくて、自分が変わって、なるべく多くを取り込む。どんな世界だってその方が豊かになるんじゃないでしょうか。
立場を変えて、柔軟に考えてみてください
金がない、生きるのにギリギリってのもあるけど、
やはり白物家電化かな。
車、PC、オーディオ機器もそうだけど、
趣味だから、好きだから金出して欲しい。って物ではない。
聴けるなら聴くけど買うならいらない。その程度の存在。
無くなっても聴けなくなっても別段困らない程度の存在。
作る側も商売と称して大量生産したのだから、
それが消費者側に反映された結果でしょう。
エンターテイナーならミュージシャンなら押しつけがましい表現なんかよりコール&レスポンスだよねぇ〜。
本当の実力で豊かな生活を勝ち取りましょう!
元曲を圧縮ノイズまみれのニコ動で聴いていた分には楽しめた
のに、プロがリミックスしたDVDで聴いたら、音のつなぎ目の
ところだけジョワジョワした不愉快な雑音が入ってきて余計に
汚く聞こえてがっかりしたことがあります。
あなたは小学生のうちからご自身でCD買われてたの?おこずかいから?
だとしたらご両親の金銭感覚をまず疑って下さい。
そもそもCDが高いのはむしろ当然だと思うし、昔に比べりゃ音楽なんてすごく安くなったと思う。
輸入盤とかとの価格比較や、付録の芸能商法を音楽業界と一緒に語るのも可笑しな話。
それとこれとは別の話。音楽と音質は違うし、CDと音楽も別のもの。
著作権とか知財は守られなきゃ文化経済の将来は無いし、かといって利用されなきゃ同様。
良い音楽は高いのは当たり前で、文化商品を均一価格するのも理解できるが、つまり良い音楽では無いから市場から適正価格だと評価されないわけね。
良い音楽は今現在も大量にあるけど、誰も良い音楽探すリテラシーが欠如していることが最大の問題だと思うなあ。
ボカロCDは形として手元に置きたい、高音質で聞きたい、収録されている別アレンジを聞きたいという人向けに出ているものだと思うので、それを買う買わないというのはその人がどれだけその曲に思い入れがあるかによると思う。
CD販売されている曲を違法でアップロードされているものを聞いているというならまた話は別かと。
最近はDL販売のみという楽曲もありますし、音楽ディスクという物自体がもう廃れていっているんでしょう。
音楽も買いたい人はいくら高くても買うわけ。価値観に見合うならね。
全く誰もいない見ていない事が保証されている都会の道沿いに300円ですと書いて、CDが大量に置いてあったら、
300円入れて持っていく人、そのまま持ってっちゃう人、こんなのいらんという人
に分かれると思う。
よろしければ一枚300円でお持ち帰りくださいと書いてあってもそれは多分変わらない。
300円入れて持っていく人よりもそうでない選択種の方が多いわけ。
嗜好品は不要な人にとってはただのゴミ。
ゲームに興味ない人はなくなっても困らないし、気軽にできる無料アプリなら暇つぶしにDLする程度
漫画、アニメ、小説、スポーツなど、「その娯楽を必要としない人」の数の方が多いジャンルは、昔から生き残りのために裾野を広げる努力をしてきました
その中で、音楽だけは普遍的に誰もが興味があって当たり前、という感覚が「CDが売れないことを嘆く関係者」の存在で浮き彫りになっていると思います
作品単位でなく、音楽自体に関心すら持たない人の割合は確実に増えていますし、価値観や娯楽が多様化してる現在、それは間違ったことでも嘆くことでもありません
そもそも、CDのような旧世代向けコレクターアイテムを、誰もが買って当たり前と思うほうがおかしいんですよ
有料にしたら「みんな」と聴けないでしょ。
どうしてそんな簡単なことが分からないかな。
ラジオが発明されたときに、レコード業界が「ラジオは違法だ」って言って、法改正までして、自分の利権を守っていたら今どうなっていますか?(実際それを行ったんですけどね。そして結局ラジオが生き残りました)
JASRACをはじめ、世界のメジャーや著作利権団体が今やっているのはそういうことです。
けどラジオがなくならなかったように、音楽をみんなで楽しむための「新しい方法」は、今回もやっぱり生き残り、結局は世界の新しい覇者となるでしょう。
プロミュージシャンはもう食っていけないってことでしょ
アマチュアしかいなくなるということ
何が悪いって、このまま環境が悪化することですよね。
もう、止まらない気がします。
> テレビ・ラジオで聞いてた。(ココが今で言うyoutube?)ましてや音質なんて気にしたことなかったですよ。
これはたしかにそうかも。
テレビのスピーカーにラジカセぴったりくっつけて録音してたような時期だねw
なんで買わないの?を小学生に聞くのはちょっと無理があるかもね
強いて言うなら転載youtubeより本家ニコで聞くべきだとは思うが。
小学生の耳でCDとMP3の違いはわからんだろうなあ。
作者に還元までは、頭も金も回らないと思う。
高校生で作り手側の自分も、CDなんて買えないし音質もMP3あれば充分です。
今の音楽は無料なら聴いてもいいけど金が掛かるなら聴かなくてもいい、その程度の価値しかない
今でもオーディオの類いにはそんなにお金かけてないけれど。
生演奏などは良いものがやはり良いとは思いますが。人それぞれじゃないですかね?
最近のCDはワンコインとかで安いですから、一ヶ月に一枚くらいのペースです。
いくらサウンドクラウドやマイスペースでタダで聴けてもCDという実体は欲しいです。歌詞カードやノーツも欲しいし、ジャケットのデザインから曲順からクレジットまで全て作品だからです。
てかCD沢山持ってると周りの音楽好きからの承認と尊敬を得れますよ!
タダでも聴けるからこそ逆に、です。
大げさに書きすぎ
続きだけ読めても、、
私どもは、『ガジェット通信』というウェブ媒体を運営しております。
http://getnews.jp/
こちらのブログ記事を、興味深く読ませていただきました。
この記事を、『ガジェット通信』に寄稿という形で掲載させて
いただきたいのですがいかがでしょうか。
尚、掲載の際には、元記事へのリンクも貼らせていただきます。
ご検討いただき、下記アドレスへお返事をいただけるとありがたいです。
post2012@razil.jp
以上、よろしくお願いいたします。
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ガジェット通信編集部
http://getnews.jp/
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自分だってその頃の年頃には作者への敬意なんて思わなかったかもな。
CD買ったのも高校になってからだったよ。
誰も畑から野菜を勝手にとらないのは、人ん家の畑に勝手に入って野菜をとることはいけないことで、野菜はスーパーで買わなきゃいけないものと当然に思われてるからなわけで
もし人ん家の畑に勝手に入って勝手に野菜をもってっていいっていう文化があるんだとしたら野菜なんか売れなくなるってだけの話じゃん
ようつべでの音楽聴取に問題があるとすれば、それは著作権者に無断うpされたものを聴く時だけでしょう。これだけは、いけないことだと教育すべきです。しかし、自作ボカロ曲で作者が無償公開してるものを聞くことに、問題があるとすることには正統性がないです。
子供達も成長に従って、お金を払ってでも手許に置きたいと思うものが出てきますよ。私達もそうだったようにね。
エンターテイメントは無料で得るもの。
そういう社会になっている。
提供者が無料で出してるんだから、そんなの提供者の自業自得でしょ。
倫理的な話をすれば、「感謝の気持ち」ってことなんでしょうけど、
作品に対する感謝ってなんぞや?
バスの運転手にお礼を言うこととか、
お店の人にレジを済ませた時にお礼を言う事とか、
そういう気持ちと同じだと思う。
そういう感謝の気持ちが失せて行っている。そんな風に感じますね。
YOUTUBEやニコ動がこんなに知れ渡る時代、有名になれなくても全くの個々人が創作活動をしている。人気はネットを伝って知れ渡る。また創作をする。。。と、趣味が趣味としてのみ表現されていく。ジャンルだって無限に作られている。この中で、嗜好にあった音楽、流行の音楽を趣味の産物としてのみ、つまり無料で楽しむ世代がもう現れ出している。プロじゃなくなって音楽の質が下がる?じゃあクラシックでも聞けばいい。
この子は音楽の楽しさは知ってますよ。
この子の主張に対して「でもCDの方が音がいいよ!」とか「めんどくさいなんてそんな」とか、なんでそんな返答ばかりなんですか。
そっちの方がわからない。
まず自分が音楽を楽しんでいる時、それを作っている人が必ずいるということ。
その子のお父さんが外で仕事をしているように、音楽を作る仕事をしている人がいるということ、その辺の話からはじめて行くことをなんで考えないんだろう。
あなた自分が小学生の時に自分の周りの工業製品とか家具とか服とか、
それらを作っている人とその人達の暮らしを、誰かからきっかけを与えられることなく想像できていましたか?
「感覚が違う」とか言う前にあなた自身が感じなければいけない事がたくさんあるのでは?
どちらも10代かせいぜい20そこそこですよね?
あなたは小学生に対してジェネレーションギャップを感じているようですが
端から見ればどちらも同じ世代ですよ
ですから、どうやらあなたの感じている衝撃とやらは
世代間の感覚の違いに起因するものではなさそうですね
たったひとりの小学生の意見を同世代全体にまで拡大解釈してレッテルを貼りたいあなたにとっては大変気の毒な話かもしれませんが受け入れましょう
プロツールスから送り出してるマルチトラック音源をPAで拡声して会場に流しているだけ。
バンドメンバーがいることもあるが、それはイヤモニに合わせて当て振りしているだけ。
(マイクで生音を拾うのはハウリングや音カブリの問題で難しい)
ボーカルも、場合によっては当て振り(いわゆる口パク)。生で歌っている場合でも、マイクで拾った後
Autotune(ピッチ補正が出来るプラグインソフト)を通して補正している場合もある。これは歌手が音痴
であることが多い、ダンスパフォーマンスが主体であるため歌は二の次であることが原因。
音声のミキシングも、デジタルミキサーを使っている事が多く、マイクで拾った音もAD変換→デジタルミキシング処理→DA変換される。
一旦デジタル信号になってるわけで、CDと大差ない。
上記のように、少なくとも音質面でライブの方がCDによる再生より音がいいというのはいささか無理がある。利点があるとすれば、アーティストの姿が直接拝めるということだけだろう。
(今となってはいい思い出だけど、実際は10年ちょっと前のことなんですよね^^;)
今は私もCD買わなくなっちゃいましたね・・・・。
私は中学の頃〜今に至るまで、いわゆるマイナーなアーティストが大好きなもので、本当に聴きたい曲とかはネットになんかおっこちてないことが凄く多いんです。
そういう場合でしょうかね、購入するのは。それだってDL購入。CD一枚って凄く高いし、聴きたい曲だけ聴ければいいから。
一生懸命CDを入手していた時代に好きだったアーティストなんか今は何しているかわからない人もいっぱいいて、そういう場合CDなんかも廃盤だったりして・・・。
今でも稀にyoutubeにあがったりするのを見つけては歓喜したりしています。
来年40になる旦那は、あなたと同じように音を重視しがちな人です。私もCDを必死に入手していた時代もあったから、その気持ちはわからなくはないです。
けど、必死に音楽探したことのない人にそれを言っても無理だと思いますね。世代とかじゃなくて。
検索したらそこにあるし、タダだから聴くけど音質とかはどうでもいいし、お金払わなきゃいけないならいらない。
私はわかるなぁ、彼女の気持ち。
アルバムとか必死で探して、一曲に数千円出してた私でさえCD買おうと思わないんですから。
お金払う市場じゃなくなってしまったっていうことなんでしょうけど、ネットですぐ見つかって、それだけ音楽が身近になったっていうことでもあるんだと思います。
自炊業者に難癖付けてる出版業界も似たようなもんだしネットで番組を販売しないテレビ業界もそう。バンダイチャンネルは安価とあのラインナップで素晴らしい。かくいう私はYoutubeで400円以下で映画を見れないならネットレンタルすら面倒という30代のおっさんです。
そう思えるようになったのは、
社会人になって、給料と引き換えにつらい経験もして、
お金の価値がわかるようになってからだと思います。
それまでは、
売られているものに生産者の苦労が詰まっているとか
外国製の安価な物の影響に苦しんでいる人がいるとか
見えないところにもたくさんの人が関わっているとか
想像できませんでした。
タダや安いものでなんでも済ませていたら
いつか自分に返ってくる気がします。
仕事が続かない、給料が安くなる、
成長しない、人間関係が苦しくなる…
ちょっと話がそれました。
学生から金銭をもらうのは、大変なことだと思います。
でも、お金の価値や役割を教えてあげることは
大切だと思います。
カンジさんは、小学生の「開き直った姿」に
衝撃を受けられたのではないでしょうか。
「今はお金がないから」
というニュアンスが伝わってくれば、
衝撃を受けることはなかったかと思います。
すべてを無料にすることは反対ですが、
すべてを有料にすることも反対です。
好奇心旺盛な若い時期に、たくさんのものに触れるのは
目や耳を肥やすトレーニングになります。
すべてが有料では、触れるものに偏りがでます。
音楽に興味をもった人は、自然と耳が肥えていって、
自然とYouTubeの音質に満足できなくなると思います。
音楽を買わない人は、どれだけ薦めても買いません。
野球に興味ない人が、ナイターに行かないのと同じで、
人それぞれ価値観が違います。
何に興味があるのか試す機会として、
YouTubeは有用なものだと思います。
でも「なんでもタダのもの、安いものを」
と教育するのはよろしくないと思います。
何かのタイミングに、
「これには人の苦労や思いが詰まっているんだよ」
と伝えておけば、大人になってから
自分で答えを見つけるのではないでしょうか。
自分も小・中学生の時は音なんかこだわらないで聞けたらいいと持ってたしね
でも今となってはより良い音で楽しみたいからイヤホンもそこそこ拘って音質もFLACやWAVで、MP3なら高ビットレートじゃないと嫌だしね 聴くのは携帯(当時はガラケー)からウォークマンにしたしなぁ…
俺「いや、でも音とか全然違うよー!!」
今はもう配信曲もCDの曲も音質はほぼ差無いけどな
子供相手に何ムキになってるの?恥ずかしい奴、あんたみたいな連中が今の音楽業界の凋落を招いたんだろうな